睡眠時無呼吸症候群 | 表参道AK歯科・矯正歯科|駅から3分の歯医者

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が停止または低下する状態を指します。特に、気道が閉塞する「閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)」が一般的で、肥満や顎の構造が原因となることが多いです。適切な治療が行われないと、高血圧、心疾患、脳卒中のリスクが増加します。

睡眠時無呼吸症候群の症状

  • 日中の強い眠気
  • いびき
  • 集中力の低下
  • 起床時の頭痛
  • 夜間頻尿

歯科での治療方法

  • スリープスプリント(マウスピース)治療:
    下顎を前方に保持する装置。
  • 顎矯正手術: 骨格的な問題を修正。
  • 補綴的治療: 義歯や咬合調整で気道を広げる。

睡眠時無呼吸症候群の
治療は歯科で可能?

歯科医は、気道と密接に関連する顎骨や舌、咬合を専門に扱っています。マウスピース(スリープスプリント)は、下顎を前方に保持して気道を拡張する装置で、歯科医が個別に作製します。

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マウスピース治療とは

マウスピースは、寝ている間に下顎を前方に保持し、気道を拡張する装置です。個別に調整されるため、快適で効果的です。

マウスピース

マウスピース治療の適応条件

  • ・軽度から中等度の睡眠時無呼吸症候群
  • ・CPAP治療が難しい場合
  • ・骨格的な問題が軽度である場合

マウスピース治療の効果

  • ・軽度のSASで80%以上の症状改善
  • ・中等度で60%以上の効果

マウスピース治療の
デメリットや注意点

  • 顎骨、咬合、気道、の検査
  • 定期的な調整が必要
  • 適応外の重症例には効果が限定的

歯科治療以外の治療法
(CPAPなど)と比較した時のメリット

  • ・装置が小さく、携帯しやすい
  • ・CPAPよりも患者の快適性が高い
  • ・軽度・中等度のSASに対して特に有効

内科との連携

内科との連携は重要です。特に重症例では、CPAP治療が必要になることがあります。
歯科では主に軽度・中等度の症例を担当します。

歯科での診断や治療方法

  • 顎関節に負担をかける場合がある
  • 口腔内スキャン
  • 歯科専用CT
  • 睡眠評価装置
  • 内科との連携

検査・診断画像

睡眠評価装置

【大人】睡眠時無呼吸症候群の
原因と改善方法

原因

大人
  • ・肥満:首周りの脂肪が気道を圧迫
  • ・あごの形や位置異常:下あごが小さい・後退している
  • ・舌の位置の問題:舌が奥に落ち込んで気道をふさぐ
  • ・加齢による筋力低下
  • ・鼻づまりやアレルギー

改善方法

  • ・CPAP療法:鼻から空気を送り込み、気道を広げる医療機器の使用
  • マウスピース治療:就寝時に装着することであごの位置を調整し、気道を確保
  • ・体重管理や禁煙・禁酒
  • MFT(口腔筋機能療法):舌や口まわりの筋肉を鍛えて、正しい呼吸・飲み込み・舌の位置を身につけるトレーニング

【子ども】睡眠時無呼吸症候群の
原因と改善方法

原因

子ども
  • ・アデノイド・扁桃腺肥大:気道を物理的にふさぐ
  • ・鼻炎・口呼吸の習慣
  • ・あごの発達不足や歯列の乱れ
  • ・舌の筋力不足:舌が本来の位置(上あご)に収まらず、気道を圧迫する

改善方法

  • ・耳鼻科的治療(アデノイド・扁桃腺摘出など)
  • ・小児矯正(拡大床、プレオルソなどで歯列を広げる)
  • ・MFT(口腔筋機能療法):舌・唇・頬などの筋肉を鍛えて、正しい呼吸と口の使い方を習慣づける
  • ・アレルギー治療・姿勢の改善

MFT(口腔筋機能療法)とは?

MFT

MFT(Myofunctional Therapy)とは、舌や唇、頬などの口腔周囲筋を正しく機能させるためのトレーニングです。呼吸・咀嚼・嚥下・発音・姿勢などの改善を目的としています。

特にSASと深く関係しているのが、「舌の位置と筋力」です。睡眠中、舌が正しい位置(上あご)にあることで気道は開かれ、スムーズな呼吸が保たれます。しかし、舌の筋力が弱いと、重力により舌が落ちて気道をふさぎ、無呼吸の原因となります。

MFTの効果

  • ・舌が正しい位置に安定することで気道が確保される
  • ・鼻呼吸が促され、口呼吸の習慣を改善
  • ・子どものあごや顔貌の成長を正しい方向に導く
  • ・睡眠の質が改善し、日中の集中力や活動性の向上にも

どんな人にMFTが
向いている?

  • ・睡眠時にいびきをかく・呼吸が止まると指摘された
  • ・朝起きたときに疲れが取れない
  • ・口が開いて寝ている・日中も口呼吸が多い
  • ・矯正中または矯正後の安定を図りたい
  • ・子どもの口呼吸・姿勢・発音が気になる

年齢に関係なく、舌や口の筋肉の正しい使い方を身につけることは、睡眠の質や健康にとって非常に大切です。

睡眠時無呼吸症候群
治療の流れ

施術の流れ

  • 検査

    歯科専用CTなどを用いて精密な検査を行います。

    精密検査
  • 診断

    検査結果をもとに診断を行い、治療計画を説明します。また内科と密に連携をとり症状に応じた治療のご提供をします。

    診断・治療計画説明
  • 治療

    治療計画にご納得頂き、契約後治療を開始します。

    治療

睡眠時無呼吸症候群で
よくあるご質問

睡眠時無呼吸症候群を放置するとどのようなリスクがありますか?

1,心血管疾患のリスク増加
2,交通事故リスクの
上昇(眠気による)
3,糖尿病、メタボリック症候群との関連
上記リスクがあります。

歯科治療後も経過観察は必要ですか?

必要です。装置の調整や効果のモニタリングのため、定期的な通院が推奨されます。

歯科で治療を受ける際、健康保険は適用されますか?

診断が確定した場合、スリープスプリント治療に健康保険が適用されます。
ただし、適用条件があるため事前の確認が必要です。

審美歯科

治療内容口元に「美しさ」をプラスする治療
費用¥55,000〜¥165,000(税込)
治療後のリスクセラミックの破折、色調の再現に限界があります

インプラント

治療内容欠損部分に人工歯を取り付ける治療
費用1歯あたり ¥308,000〜¥467,500(税込)
治療後のリスクインプラント周囲炎の可能性があるためメンテナンスが必要

ホワイトニング

治療内容気になる歯の着色を白くする治療
費用¥26,400〜¥52,800(税込)
治療後のリスク場合によっては後戻り・知覚過敏になる可能性があります

矯正歯科

治療内容歯並びをよくする治療
費用¥110,000〜¥1,320,000(税込)
治療後のリスク場合によっては後戻りが考えられます

ガミースマイル

治療内容歯茎のラインをきれいに整える治療
費用¥16,500〜¥1,166,000(税込)
治療後のリスク疼痛・出血などを生じる事があります

重度歯周病

治療内容再生療法をはじめ、清掃性の向上のための治療
費用¥27,500~¥77,000
治療後のリスク疼痛などを生じる事があります

入れ歯

治療内容失った歯を人工歯で補う治療
費用¥110,000~¥495,000
治療後のリスク疼痛・違和感などを生じる事があります