2024.03.22
ワイヤー矯正の治療の流れ、治療後の注意点について解説
ワイヤー矯正をはじめることになれば、どのような流れで進めていくか気になる方も多いでしょう。 この記事では、ワイヤー矯正治療の大まかな流れや、矯正治療後の注意点について解説します。 ワイヤー矯正とは? ワイヤー矯正とは、ブラケットとワイヤーを歯に取り付けて治療を行う歯列矯正のことです。「歯列矯正」と聞いて多くの人が初めに思い浮かべるであろうオーソドックスな矯正方法と言えます。 「表側矯正」は歴史が古く、これまでにたくさんの研究がされてきたためほとんどの症例に対応できます。 また、歯の裏側(舌側)にブラケットとワイヤー型の矯正装置を取り付けて歯を動かす「裏側矯正」や、上の歯のみ裏側矯正で下の歯は表側矯正を行う「ハーフリンガル矯正」など、装置がほとんど目立たずに治療可能な矯正方法もあります。 ワイヤー矯正の治療の流れ ワイヤー矯正の治療の流れは、お口の状態やご希望によって多少異なることはありますが、基本的には、どの矯正方法・装置であっても以下のような手順となります。 カウンセリング まずはカウンセリングを行い、悩みやご希望などをヒアリングします。問診票の記入やお口の現状を確認させていただき、矯正治療の流れやおおまかな費用・治療計画について説明をいたします。 表参道駅より徒歩3分の歯医者「表参道AK歯科・矯正歯科」では、矯正無料相談にも対応しております。お気軽にご相談ください。 精密検査・治療計画の説明 矯正治療を前向きに検討されるようであれば、精密検査を行います。矯正治療に必要な資料採取を行い、検査結果をもとに綿密な治療計画を作成します。 治療計画をていねいにご説明し、ご納得・同意をいただけましたら本格的に矯正治療スタートとなります。 矯正装置をとりつける 歯に矯正装置をつけ、治療を開始します。ワイヤー矯正では、歯に取り付けた「ブラケット」という装置にワイヤーを通して治療を行います。ワイヤーから生まれる復元力を歯に加えることで、歯を少しずつ移動させていき、歯並びを整えていきます。 また、患者様によっては抜歯や虫歯の治療などが必要な場合があります。その際は必要な治療を終えてから矯正装置のとりつけを行います。 定期的なメンテナンス 治療期間中は定期的にご来院いただき、矯正の進み具合を確認します(基本的に1~2ヵ月ごと)。 治療計画通りに歯が移動しているかチェックし、必要に応じて装置の調整やお口の中のクリーニングなどメンテナンスをいたします。気になる事がありましたら気軽にご相談ください。 保定装置をつける 矯正治療が完了すれば、後戻りを防ぐための保定期間へ移ります。保定装置は、歯を動かすためのマウスピースと同じような形状のため、装着に違和感を覚えることは少ないでしょう。 保定期間(約1~2年が目安)が終われば、矯正完了となります。 ワイヤー矯正の治療後の注意点 リテーナーをしっかり装着する リテーナーとは、歯列矯正が完了したあと、歯並びを安定させるために使う保定装置のことです。 歯列矯正が完了した直後はまだ歯が不安定な状態で、元の位置に移動してしまう「後戻り」という現象が起こりがちです。リテーナーを使うことで後戻りを防ぎ、きれいな歯並びのまま安定しやすくなります。 後戻りはとくに歯列矯正を終えた直後に起こりやすく、食い止めなければそれまでの苦労が水の泡になるため要注意です。最悪の場合、歯列矯正をやり直さなければならないこともあるため、指示された期間中しっかりと使用するようにしましょう。 定期検診を受けると安心 治療直後は特に歯並びが不安定ですので、歯科医に経過を定期的にチェックしてもらうと安心です。保定期間中は、3か月に1回程度の通院が基本となります。その際、口腔内を清潔に保つ歯のクリーニングもおすすめです。 また、リテーナーは歯の移動を防ぐための装置なので、人によっては装着中に歯が痛む可能性があります。痛むからといって装着をやめてしまうと、後戻りを防げなくなるため要注意です。主治医に相談して、リテーナーを調整してもらうと良いでしょう。 初診無料相談・無料カウンセリングのご案内 当院では、患者様のお悩みの解決につながればと考え「矯正無料相談」を実施しております。プライバシーにも配慮した完全個室・カウンセリングルームを完備し、患者様のお口の悩みやご要望について丁寧にお応えしております。 むりに治療を勧めたり、ご納得いただかないまま治療を開始することは一切ございません。治療前の検査もしっかりと行い、もしリスクがある場合はカウンセリングで包み隠さずお伝えしております。 インビザラインや部分矯正を自分は適用できるか知りたい、治療の流れ、費用や治療期間について聞きたいという方も、遠慮なく私たちにご相談いただければと思います。 歯並びシミュレーションしてみませんか?(無料) 当院では、最新の光学3DスキャナーiTero(アイテロ)を導入しています。アイテロとは、3D光学カメラでお口の中をスキャンし、PC上でそのデータがすぐに再現されるものです。 アイテロを使用することで、患者様に現在の歯並びの状態だけではなく、矯正で歯並びをキレイにした後どのようになるかのイメージを事前にシミュレーション(3Dモデル画像で確認)することもできます。 「矯正した後の結果をイメージできず、治療に踏み切れなかった」といった方も、ぜひ一度お気軽にいらしてください。
2024.02.29
マウスピースで前歯の矯正はできる?費用や期間について解説
「前歯を矯正したいけど、ワイヤー矯正は目立つのが気になる」と、治療をためらっていた方は少なくないかと思います。 そうした悩みを解消する矯正方法として人気が高まっているのが、マウスピース矯正インビザラインです。この記事では、マウスピースで前歯の矯正治療ができるのか、その費用や治療期間などについて解説します。 マウスピースで前歯の矯正はできるの? マウスピース矯正インビザラインは、前歯はもちろん様々な歯並びの矯正治療が可能です。「前歯だけキレイに矯正したい」といった部分矯正にも対応できます。 インビザラインは年々進歩を遂げており、現在は幅広い歯並びの症状に適応できるようになっています。ただ、大幅な矯正治療が必要な場合など一部適応できないケースもありますので、まずは気軽に専門の矯正歯科医に相談してみることをおすすめします。 インビザラインとは? インビザラインは透明なプラスチック製のマウスピース(アライナー)を使用することで、歯並びをキレイに整えていきます。 ほとんど目立たない・取り外しも楽にできる矯正として、世界中で人気の高まっている矯正治療法となります。インビザラインは前歯の部分矯正、全体矯正ともに様々な歯列矯正治療に対応できます。 前歯をマウスピースで矯正するメリット マウスピース矯正インビザラインによる部分矯正を行うことで、全体矯正のデメリットを解消できるケースがあります。マウスピースで前歯を矯正する場合、主に以下2つのメリットがあります。 短期間で治療できる 費用が安い 前歯をマウスピース矯正するときの注意点 マウスピース矯正インビザラインで前歯を部分矯正する際、主なデメリットは以下2つが挙げられます。 健康な歯を削る可能性がある 適応できないことがある 前歯のマウスピース矯正がおすすめの人とは? マウスピース矯正インビザラインで前歯のみ矯正したいという方、前歯の部分矯正をおすすめできる方は、以下のような特徴をもつ人があげられます。 奥歯などの歯並びに問題がない人 顎の骨に前歯を移動させるスペースがある人 前歯に隣り合う歯を削ってもよい人 全体矯正よりも安く前歯を矯正したい人 なるべく短期間で前歯を矯正したい人 マウスピースで前歯を部分矯正する費用・期間の目安 マウスピース矯正インビザラインの部分矯正で前歯を治療する場合、かかる費用と期間の目安は以下のようになります。 費用の目安 30万円〜50万円前後 矯正期間の目安 3ヶ月〜1年半程度 前歯のマウスピース矯正を検討中の方へ(初診無料相談のご案内) 当院では、患者様のお悩みの解決につながればと考え「矯正無料相談」を実施しております。プライバシーにも配慮した完全個室・カウンセリングルームを完備し、患者様のお口の悩みやご要望について丁寧にお応えしております。 「短期間で気になる歯並びだけ改善したい」、「前歯など気になる部分だけ矯正したい」などお考えの方は、まずはインビザラインや部分矯正を適用できるかどうか遠慮なく私たちにご相談いただければと思います。
2024.02.29
「ブラケット」とは?目立たないワイヤー矯正は可能かどうかについて解説
“歯並びの矯正”と聞いて、まず「銀色のワイヤー」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ワイヤー矯正は幅広い症例に対応できることから、現在でも主流な矯正方法と言えます。 ただ、ワイヤー矯正は「見た目が気になる」といった声も多く聞かれます。この記事では、ワイヤー矯正で用いるブラケットや、目立たないワイヤー矯正ができるかどうかについて解説します。 ワイヤー矯正のブラケットって何? 矯正歯科における「ブラケット」とは、ワイヤー矯正の治療で用いる小さな装置のことです。ワイヤー矯正では、歯一本一本に矯正用接着剤でブラケットを取りつけ、そこにワイヤーを通して歯の移動を促していきます。 ブラケットは金属製のものが一般的ですが、近年はセラミック製のブラケットやプラスチック製のものなど、見た目が目立ちにくいブラケットも登場し人気となっています。 目立たないワイヤー矯正は可能? 周りの人に目立たない・バレないで歯並びを矯正したい、という多くの患者様のご要望にお応えするために、近年では様々な目立ちにくい矯正方法や装置が開発されています。 ホワイトワイヤーを用いた表側矯正 白く塗装されているブラケットとワイヤーを使用した矯正方法です。表側矯正は、他の矯正方法に比べて早く治療が終わる事が多いので、1日でも早く矯正治療を終わらせたい人におすすめです。 裏側矯正 歯の裏側(舌側)にブラケットとワイヤーを取り付ける矯正方法です。口を開けても、装置が周りの人からほとんど見えないのが特徴です。 コンビ矯正(ハーフリンガル矯正) 上側を裏側矯正で下側を表側矯正で行う治療方法です。個人差がありますが、ほとんどの場合は矯正装置が見えないので、見た目を気にする方でも、安心して治療を行えます。 目立たないワイヤー矯正の注意点 対応できる歯科医院が限られる 目立たない・見えないワイヤー矯正は、一般的な矯正治療と比べて、高い技術が求められるので、対応できる歯科医院が限られています。 料金が高くなる場合がある 目立たない・見えない矯正は特殊な装置や技術を要することから、通常の矯正方法と比べると料金が高い傾向にあります。 できない(不向きな)ケースがある 金属アレルギーの傾向が強い人は、基本的にはワイヤー矯正は避けた方が無難です。 ワイヤー矯正以外の目立たない矯正方法 セラミック矯正 歯を削ってセラミックの被せ物を装着し、歯列矯正を行う治療方法です。 マウスピース矯正 インビザライン 透明のマウスピースを着用して、歯列矯正を行う治療方法です。 歯並びや矯正方法で悩んでいる方へ(初診無料相談のご案内) 矯正方法には、それぞれに得意な症例や適している環境があるため、どれが優位であるかは治療を受ける人によって異なります。ご自身に最適な方法で矯正治療を進めるためにも、まずは遠慮なく私たち矯正専門ドクターとよく相談のうえ選択されることをおすすめします。 お気軽に「無料カウンセリング」へ 表参道駅より徒歩3分の歯医者 表参道AK歯科・矯正歯科では、患者様の矯正に関するお悩みの解決につながればと考え「初診無料相談・無料カウンセリング」を実施しております。プライバシーにも配慮した完全個室・カウンセリングルームを完備し、患者様のお口の悩みやご要望について丁寧にお応えしております。 むりに治療を勧めたり、ご納得いただかないまま治療を開始することは一切ございません。治療前の検査もしっかりと行い、もしリスクがある場合はカウンセリングで包み隠さずお伝えしております。どうぞご安心ください。
2024.02.29
表側矯正と裏側矯正、どっちが良い?費用やメリット・デメリットを比較して解説
ワイヤー矯正には「表側矯正」と「裏側矯正」とがありますが、自分はどちらを選択したらいいのだろう?と迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、表側矯正と裏側矯正のメリットやデメリット、費用などの違いについて解説します。 表側矯正、裏側矯正とは? 表側矯正とは 歯の表側(唇側)にブラケットとワイヤー型の矯正装置を取り付けて歯を動かしていく、もっともポピュラーな矯正方法です。 「歯列矯正」と聞くと、表側矯正を最初にイメージする方が多いのではないでしょうか。表側矯正は歴史が古くこれまでにたくさんの研究がされてきたため、ほとんどの症例に対応できます。また近年では装置を目立ちにくくするために、透明のブラケットやホワイトワイヤーなども開発されています。 裏側矯正とは 歯の裏側(舌側)にブラケットとワイヤー型の矯正装置を取り付けて歯を動かす矯正方法です。歯科では、舌側という意味の「リンガル矯正」とも呼ばれ、他の人に気づかれにくい矯正治療ができます。 近年では装置自体が小さくなり、装着後の違和感や話しづらさも大きく軽減されてきています。 表側矯正と裏側矯正どっちがいい? 表側と裏側矯正とで迷った時には、どの程度「審美性を重視したいか」がポイントとなります。 表側矯正がおすすめの人は、矯正中の見た目をあまり気にせず、なるべく費用を安く抑えたい方。 裏側矯正がおすすめの人は、周囲にバレずになるべく目立たない矯正治療がしたいと考えている方。 ご自身で何を優先されるのか、またライフスタイルに合わせて適した矯正方法を選択すると良いでしょう。 表側矯正と裏側矯正のメリット・デメリット 表側矯正のメリット・デメリット デメリット 目立ちやすさです。歯の表側につけるため、歯を見せて笑った際に装置が周囲から見えて、矯正していることが目立ちます。 メリット リーズナブルな価格で済みやすいという点です。かかる費用がほかの方法に比べて安いため、出費をできる限り抑えたい方におすすめの方法といえます。 裏側矯正のメリット・デメリット デメリット 同じワイヤー矯正である表側矯正よりも費用が高額になりがちな点です。また、装置が歯の裏側に取り付けられるため、会話や食事のときに舌が当たって不便を感じることがあります。 メリット 目立ちにくいことです。矯正器具が他人から見えにくいため、周囲に気づかれずに矯正治療をしたい方におすすめの方法と言えます。また、矯正中でも虫歯になりにくいこと、舌の癖も矯正できることも特徴です。 表側矯正と裏側矯正の費用の違い(値段・相場・比較) 表側矯正にかかる費用の目安 表側矯正の費用相場は、50万円~100万円程です。 また、表側矯正の場合でも、目立ちにくいクリアブラケットやホワイトワイヤーなどを選択すると、追加費用が発生して裏側矯正よりも高額になるケースがあります。矯正治療をはじめる前に、費用の内訳をしっかり確認しておきましょう。 裏側矯正にかかる費用の目安 裏側矯正の費用相場は、80万円~150万円程です。 お口の状態によって異なりますが、多くの医院で表側矯正よりも高めに設定されています。理由として、装置をオーダーメイドで作製する必要があることや、歯科医の高い技術が求められることなどが費用に反映されているためです。 治療費が気になる方には「トータルフィー制」がおすすめ また、矯正治療にかかる費用は、医院によって通院のたびに調整料や診察料が必要なケースもあります。その場合は、治療が長引くと費用の負担が大きくなります。 「トータルフィーシステム(総額固定料金制)」を採用している医院であれば、治療が長引いても費用が変わらず安心していただけます。 表側矯正と裏側矯正の期間の違いを比較 治療期間の目安は、それぞれ2年程度 表側矯正と裏側矯正の治療にかかる期間には、ほとんど違いはありません。 以前は、裏側矯正の方が時間がかかるケースが多かったのですが、現在では裏側矯正も表側矯正とほとんど変わらない治療期間で行えるようになってきています。 矯正治療にかかる期間は、患者様のお口の状態、動かしたい歯の本数や距離、幅などによって異なりますので、まずはお気軽に私たち専門の矯正医にご相談いただければと思います。 そのほかの矯正方法について 表側・裏側を組み合わせた矯正(ハーフリンガル矯正) ハーフリンガル矯正とは、上の歯のみ裏側矯正、下の歯は表側矯正を行う治療のことです。 ハーフリンガル矯正であれば、とくに装置が目立ちやすい上の歯のみ裏側矯正を行うため、費用を抑えつつ審美性も高められます。 費用の目安は35万円〜150万円程。治療には症状によって2年程の期間がかかります。 目立ちにくいマウスピース矯正 ワイヤー矯正以外の方法として、マウスピース矯正インビザラインがあります。透明な装置は目立ちにくいため、周囲に矯正していることを気付かれにくいという強みがあります。 費用の目安は30万円〜100万円程。治療期間は2年〜3年程が一般的ですが、症状によっては数ヶ月で矯正治療を終えられるケースもあります。 歯並びや矯正方法で悩んでいる方へ(初診無料相談のご案内) 矯正方法には、それぞれに得意な症例や適している環境があるため、どれが優位であるかは治療を受ける人によって異なります。 ご自身に最適な方法で矯正治療を進めるためにも、まずは遠慮なく私たち矯正専門ドクターとよく相談のうえ選択されることをおすすめします。 お気軽に「無料カウンセリング」へ 表参道駅より徒歩3分の歯医者 表参道AK歯科・矯正歯科では、患者様の矯正に関するお悩みの解決につながればと考え「初診無料相談・無料カウンセリング」を実施しております。 プライバシーにも配慮した完全個室・カウンセリングルームを完備し、患者様のお口の悩みやご要望について丁寧にお応えしております。 むりに治療を勧めたり、ご納得いただかないまま治療を開始することは一切ございません。治療前の検査もしっかりと行い、もしリスクがある場合はカウンセリングで包み隠さずお伝えしております。どうぞご安心ください。 安心の「トータルフィー制度」を採用 表参道AK歯科・矯正歯科では、矯正治療の費用について、治療開始前に総額を提示する「トータルフィーシステム(総額固定料金制)」を採用しております。 最初に提示した料金以外に費用がかかることはありませんので、安心して治療を受けていただけます。 分割払い・デンタルローンを活用することで、月額3,300円〜のお支払いにて矯正治療を受けていただくことも可能です。 費用やお支払いの面につきましても、親身にご相談に乗っております。
2024.01.26
子どものインビザライン矯正年齢制限や特徴について解説
大切なお子様の歯並びが気になっている方も多く、近年は「インビザラインって子どももできるの?」と疑問を持たれている保護者様もいらっしゃるかと思います。 この記事では、小児矯正や子どものためのインビザラインについてメリット・デメリット、費用の目安も含めご紹介します。 子どももインビザラインはできる? マウスピース矯正インビザラインは、小児矯正(子どもの歯科矯正)にも対応できます。 インビザラインにも種類があり、症状やご希望に合わせて選択されます。 子どもや若年層の歯並びの問題を早期に修正することを目的としているのが、「インビザライン ファースト」です。 生えてきたばかりの永久歯はもちろん、乳歯にも適応できるマウスピース矯正となります。 子どもの歯並びの矯正(小児矯正)に年齢制限はある? 子どもの矯正歯科治療は「第1期治療(4歳~12歳頃)」と、「第2期治療(12歳以降)」とに分類されます。 小児矯正の第1期治療には年齢制限があり、一般的に4歳から12歳くらいまでに適応されます。 小児矯正(1期治療)は、子どもの成長を利用・コントロールすることで、歯並びや噛み合わせの土台を作り上げていく治療です。そのため、1期治療は子どもの成長期のタイミングにしかできない歯科矯正となります。 1期治療と2期治療の違いや特徴について 1期治療(年齢:4〜12歳くらい) 第1期治療とは、将来の正しい歯並びや噛み合わせのために、顎の骨格のバランスを整える治療です。お口の状態や成長に合わせた矯正装置を用いて顎の成長をコントロールし、永久歯が正常に生えてくるためのスペースを作ることで、出っ歯や受け口などの予防を促します。成長期にある子どもだからこそ効果が得られます。 2期治療(年齢:12歳くらい〜) 第2期治療とは、成人矯正と同様に歯の位置を整える治療です。永久歯が生え揃ってから行います。1期治療によって2期治療が必要ないケースや、部分的な矯正治療で簡単に済むこともあります。 子どものマウスピース矯正「インビザラインファースト」について インビザラインファーストとは インビザラインファーストは、子どもや若年の患者の歯並びの問題を早期に修正することを目的とした小児矯正で用いられる矯正システムです。 歯や顎の成長に合わせて矯正治療を行う1期治療に適しており、主に6歳~10歳前後のお子様の顎の発育をサポートするとともに、これから生えてくる永久歯のためのスペースをつくり同時に歯並びを整えていきます。 また、症状によっては他の矯正装置を併用しながら治療を行う場合もあります。 インビザラインファーストの特徴・メリットやデメリット インビザラインファーストで用いるマウスピースは、大人向けのインビザラインと同様に目立ちにくい透明色の装置となっています。周りの視線も気になりにくく、また、取り外しも楽にできるので食事や歯磨きも普段通りにできます。 一方で装着時間をしっかり守ることや、装置をなくさないように注意する必要があります。 インビザラインファーストのメリット 矯正装置が目立ちにくい 子どもの歯並びをキレイにできる 歯を抜かずに矯正治療ができる 食事や歯磨きもしやすく口の中をキレイに保ちやすい 口の中を傷つけにくい お子様と保護者様の通院の負担が少ない インビザラインファーストのデメリット 装着時間が長い(1日20〜22時間程) 装置を紛失しないように注意が必要 毎日マウスピースの清掃が必要 一部適応できないケースがある インビザラインファースト第2期治療について 小児矯正の第2期治療は、歯列全体の歯並びや噛み合わせを整えることを主な目的とした、中学生以降に行う矯正治療です。 治療内容としては、大人のマウスピース矯正インビザラインとほぼ同様となります。 この時期から矯正に取り組むことで、成人矯正の必要性が軽減できたり、行う場合にも短期間・低料金で済むことが多いなどの効果が期待できます。 インビザラインファーストの費用の目安 1期 20万〜40万円前後 2期 25万円前後(当院にて1期治療から2期治療へ移行の場合) 表参道AK歯科・矯正歯科では、マウスピース矯正を身近なものにして、気軽に受けられる矯正治療を目指すために、独自のプランをご用意し、費用を抑えて提供しております。 安心の「トータルフィー制度」を採用 表参道AK歯科・矯正歯科では、矯正治療の費用について、治療開始前に総額を提示する「トータルフィーシステム(総額固定料金制)」を採用しております。 最初に提示した料金以外に費用がかかることはありませんので、安心して治療を受けていただけます。 分割払いやデンタルローンを活用することで、お支払いが月額3,300円〜にて矯正治療を受けていただくことも可能です。 費用やお支払いの面につきましても、親身にご相談に乗っております。 子どもの歯並び・矯正治療をお考えの方へ(初診無料相談のご案内) 当院では、患者様のお悩みの解決につながればと考え「矯正無料相談」を実施しております。プライバシーにも配慮した完全個室・カウンセリングルームを完備し、患者様のお口の悩みやご要望について丁寧にお応えしております。 むりに治療を勧めたり、ご納得いただかないまま治療を開始することは一切ございません。治療前の検査もしっかりと行い、もしリスクがある場合はカウンセリングで包み隠さずお伝えしております。 小児矯正を始める最適な時期が知りたい、インビザラインができるか知りたい、費用や治療期間について聞きたいという方も、遠慮なく私たちにご相談いただければと思います。
2024.01.25
インビザラインで治せない歯並びについて解説
インビザラインができない人について 目立ちにくいことで人気のインビザライン(マウスピース矯正)は、年々進歩を遂げており、現在は幅広い歯並びの症状に適応できるようになってきています。しかし、一部適応できないケースもあります。 この記事では、インビザライン矯正で治せる歯並び/治せない歯並び(適応できる症例/適応できない症例)について、解説します。 インビザライン矯正で治せる歯並び・治せない歯並びとは インビザラインは、「軽度から中程度の歯並び」の矯正に対して有効ですが、重度の歯並びには対応できない可能性が高いでしょう。 患者様ご本人での判断は難しいですので、「インビザラインができるかどうか知りたい」という方も遠慮なく当院の「矯正無料相談」をご活用ください。 以下、一般的にインビザライン矯正ができない人の、歯並びの例をご紹介します。 重度の出っ歯や受け口 軽度〜中等度の出っ歯や受け口であればインビザライン矯正が可能ですが、大きく上の歯が前に出ている、または大きく下の歯が前に出ている場合、これらは骨格的な問題ですので、インビザライン以外の矯正方法で対応します。 重度の叢生(そうせい) 叢生とは、歯がデコボコに生えている歯並びのことを言います。乱杭歯(らんぐいば)とも呼ばれます。叢生の症状が重い場合、インビザライン矯正が適応できない場合があります。ワイヤー矯正であればほとんどのケースで治療可能です。 インプラントが多数ある インプラントの歯は力を加えることで徐々に動かすことができないため、インプラントを多数使用されている方は基本的にインビザライン矯正が適応できません。インプラントの本数・使用部位によってはワイヤー矯正で治療可能なケースがあります。 抜歯の数が多い 矯正歯科治療では、歯を並べるスペースを確保するために抜歯をするケースがあります。抜歯の数が多いと歯を大きく動かす必要があるため、インビザラインが適応できない場合があります。インビザライン矯正とワイヤー矯正を併用する方法や、ワイヤー矯正単独での治療となります。 重度の顎関節症や骨格の問題 顎関節症が重度である場合や、骨格に問題のある場合でもインビザライン矯正が適応できないケースがあります。 症状の程度によっては適応できるケースもありますので、まずは専門の矯正医に診てもらうことから始めましょう。 インビザライン矯正で治せない歯並びの人はどうする? インビザラインをはじめ、マウスピース矯正は、基本的に軽度〜中等度の症状(歯の乱れ)に対応できますが、歯並びの乱れが大きい方などには、不向きな治療法となります。 大幅な矯正治療が必要な方には、ワイヤー矯正など他の治療方法で改善することが可能です。 インビザライン矯正で治せない歯並びの方も、ご安心ください 表参道駅より徒歩3分の歯医者「表参道AK歯科・矯正歯科」では、専門の矯正医が治療を担当し、豊富なインビザラインの症例があります。また、部分矯正から抜歯が必要な全体矯正や表側のワイヤー矯正、裏側のワイヤー矯正、そしてインプラント矯正との併用まで幅広く的確に対応しております。 事前にカウンセリング等で患者様としっかり話し合い、納得して頂いてから治療をスタートしますので、歯の乱れが大きい方や、他院様にて「インビザラインはできない」と言われた方も、どうぞ安心してお越しください。 インビザライン矯正がおすすめの人 下記のような人は、一般的にワイヤー矯正より「マウスピース矯正」の方がメリットが大きいと考えられます。 比較的軽い症状の歯並びを治したい方 目立たない矯正がしたい方 食事や会話などに影響を与えたくない方 通院回数をなるべく少なくしたい方 自己管理できる方 金属アレルギーが心配な方 など ワイヤー矯正がおすすめの人 下記のような人は、一般的にマウスピース矯正より「ワイヤー矯正」の方がメリットが大きいと考えられます。 歯並びの乱れが大きい方 矯正中の見た目をあまり気にしない方 矯正を早く終えたい方 費用をなるべく抑えたい方(表側矯正) 自己管理が苦手な方 インビザラインかワイヤー矯正かで迷っている方へ インビザライン矯正とワイヤー矯正には、それぞれに得意な症例や適している環境があるため、どちらが優位であるかは治療を受ける人によって異なります。 ご自身に最適な方法で矯正治療を進めるためにも、まずは遠慮なく私たち矯正専門ドクターとよく相談のうえ選択されることをおすすめします。 お気軽に「無料カウンセリング」へ 表参道駅より徒歩3分の歯医者 表参道AK歯科・矯正歯科では、患者様の矯正に関するお悩みの解決につながればと考え「初診無料相談・無料カウンセリング」を実施しております。 プライバシーにも配慮した完全個室・カウンセリングルームを完備し、患者様のお口の悩みやご要望について丁寧にお応えしております。 むりに治療を勧めたり、ご納得いただかないまま治療を開始することは一切ございません。治療前の検査もしっかりと行い、もしリスクがある場合はカウンセリングで包み隠さずお伝えしております。 歯並びシミュレーションをしてみませんか?(無料) 当院では、最新の光学3DスキャナーiTero(アイテロ)を導入しています。アイテロとは、3D光学カメラでお口の中をスキャンし、PC上でそのデータがすぐに再現されるものです。 アイテロを使用することで、患者様に現在の歯並びの状態だけではなく、矯正で歯並びをキレイにした後どのようになるかのイメージを事前にシミュレーション(3Dモデル画像で確認)することもできます。 「矯正した後の結果をイメージできず、治療に踏み切れなかった」といった方も、ぜひ一度お気軽にいらしてください。
2024.01.25
インビザラインで部分矯正できる?
部分矯正のメリットやデメリット、できない症例についてご紹介 歯並びの部分矯正は治療する範囲を限定する分、全体矯正よりも料金が安くできるケースが多いなどのメリットがあるため、「インビザラインで部分矯正」ができるかどうか知りたいという方もいらっしゃるかと思います。 この記事では、インビザラインで部分矯正するメリット・デメリットに加え、インビザラインで部分矯正できる症例やできない症例についても解説します。 インビザラインは部分矯正できる? インビザラインは「前歯だけキレイに矯正したい」といった部分矯正にも対応が可能です。ただし、患者様のお口の状態やご希望の箇所によっては全体的な矯正治療が必要になる場合もございますので、まずは気軽に専門の矯正歯科医に相談してみることをおすすめします。 部分矯正とは? 部分矯正とは、主に左右の犬歯間だけを動かす矯正治療で、犬歯より奥にある歯には手をつけません。そのため、奥歯を含む全体矯正と比べて治療費が安く、治療期間も短くなることが多い矯正方法です。 インビザラインとは? インビザラインでは透明なプラスチック製のマウスピース(アライナー)を使用することで、歯並びをキレイに整えていきます。ほとんど目立たない・取り外しも楽にできる矯正として、世界中で人気の高まっている矯正治療法となります。インビザラインは部分矯正、全体矯正ともに様々な歯列矯正治療に対応できます。 また、大幅な矯正治療が必要な場合など一部適応できないケースもありますが、インビザラインは年々進歩を遂げており、現在は幅広い歯並びの症状に適応できるようになっています。 インビザライン部分矯正のメリット・デメリット メリット インビザラインで歯並びの矯正を検討する際、「部分矯正と全体矯正どちらがいいのだろう?」と考える人もいるでしょう。インビザラインの部分矯正には大きく以下2つのメリットがあり、全体矯正のデメリットを解消できる場合があります。 1:短期間で治療できる インビザライン全体矯正の治療期間は、一般的に1年〜2年半程度かかりますが、インビザライン部分矯正なら多くのケースで1年半以内に治療が完了できます。インビザラインの豊富な治療実績がある表参道AK歯科・矯正歯科では、症状が軽い方なら最短70日で矯正治療が終わることもあります。短期間で治療を終わらせたい人におすすめです。 2:費用が安い インビザライン全体矯正は70万円~100万円が相場となっていますが、インビザライン部分矯正なら30万円〜50万円前後と、症状によっては全体矯正の半分以下で治療できることも多くあります。表参道AK歯科・矯正歯科では、マウスピース矯正を気軽に受けられる矯正治療を目指しており、インビザライン部分矯正を「月額3,300円から」気軽に始められるので、歯並びが気になる方はお気軽に無料相談へお越しください。 デメリット どのような治療法にもメリットとデメリットがあります。事前にメリットとデメリット両方を確認しておくことで、治療を行う際に戸惑いも少なく済むでしょう。インビザラインで部分矯正する主なデメリットは以下2つが挙げられます。 1:健康な歯を削る可能性がある 出っ歯や叢生(そうせい)などを部分矯正する場合、ディスキングという歯を削る処置を行うことがあります。歯が並ぶスペースが十分でないため、健康な歯を削ってスペースを確保するためです。ただし、歯の表面を軽く削る程度なので、歯に悪影響が起きる可能性は低いと考えられます。歯を削ることに抵抗のある方は、事前に担当医に確認しておくと良いでしょう。 2:適応できないことがある インビザライン部分矯正は、基本的に歯並びの乱れが軽度な場合にしか対応できません。そのため、歯並びの乱れが重度な場合や、骨格に問題がある場合、また全体的な歯並びや噛み合わせを整える必要がある場合などは、全体矯正やワイヤー矯正による治療が必要となります。 インビザライン部分矯正の適応について インビザライン部分矯正ができる症例 以下のような軽度の歯の乱れであれば、基本的に部分矯正で対応できます。 すきっ歯 軽度の出っ歯 軽度の叢生(歯が重なり合ってデコボコの歯並び) 矯正治療後の後戻り など インビザライン部分矯正ができない症例 以下のような歯の乱れが重い場合は、基本的に部分矯正ではなく他の方法での治療が適応されます。 重度の叢生や出っ歯 重度の受け口など骨格に問題がある歯並び 正中がズレている歯並び 全体的な噛み合わせの改善 抜歯が必要な歯並び など インビザライン部分矯正を検討中の方へ (初診無料相談のご案内) 当院では、患者様のお悩みの解決につながればと考え「矯正無料相談」を実施しております。プライバシーにも配慮した完全個室・カウンセリングルームを完備し、患者様のお口の悩みやご要望について丁寧にお応えしております。 むりに治療を勧めたり、ご納得いただかないまま治療を開始することは一切ございません。治療前の検査もしっかりと行い、もしリスクがある場合はカウンセリングで包み隠さずお伝えしております。 「短期間で気になる歯並びだけ改善したい」、「前歯など気になる部分だけ矯正したい」などお考えの方は、まずはインビザラインや部分矯正を適用できるかどうか遠慮なく私たちにご相談いただければと思います。 歯並びシミュレーションをしてみませんか?(無料) 当院では、最新の光学3DスキャナーiTero(アイテロ)を導入しています。アイテロとは、3D光学カメラでお口の中をスキャンし、PC上でそのデータがすぐに再現されるものです。 アイテロを使用することで、患者様に現在の歯並びの状態だけではなく、矯正で歯並びをキレイにした後どのようになるかのイメージを事前にシミュレーション(3Dモデル画像で確認)することもできます。 「矯正した後の結果をイメージできず、治療に踏み切れなかった」といった方も、ぜひ一度お気軽にいらしてください。
2023.12.26
インビザラインで抜歯が必要なケースと不要なケースについて
目立たない矯正として人気のインビザラインですが、「矯正治療で抜歯することがある」と聞いて、不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで今回は、インビザライン矯正では抜歯が必要なのかどうかや、矯正治療で抜歯を行うメリットについて解説をします。 インビザライン矯正では、抜歯が必要なケースと、しなくても良いケースがあります。一般的には、重度な(歯の乱れが大きい)症例では抜歯が必要になるケースが多く、比較的軽度な(歯の乱れが小さい)症例では抜歯が不要なことが多いとされます。 また、患者様が希望される矯正の内容や仕上がりによっても、抜歯する方がより効果的であると診断される場合があります。 インビザラインは抜歯矯正には不向き? そもそもインビザライン(マウスピース矯正)は、ワイヤー矯正と比べて歯を大きく移動させなければならない症例には不向きとされます。抜歯をすれば、そのぶん歯を大きく移動させる必要があるため、可能なかぎり抜歯をしない治療が望まれます。 当院では、矯正専門ドクターによる精密な診査と診断を行い、抜歯を行う必要性や有効性についてしっかりと検討します。患者様の気持ちに寄り添いながら事前に相談しておりますので、どうぞご安心ください。 インビザライン矯正で抜歯が必要なケースとは インビザライン矯正では抜歯をしないで矯正が可能なケースも多くありますが、抜歯をすることでより効果的に歯並びを改善できると判断される場合、抜歯ありの矯正治療をご提案させていただくことがあります。 以下、インビザライン矯正で抜歯が必要な例となります。 悪影響のある親知らず 親知らずが歯並びに悪い影響を及ぼしている場合、親知らずの抜歯が必要です。矯正後の後戻り予防として行うこともあります。また、歯を後方へ移動するために親知らずの抜歯が必要になるケースがあります。 重度の出っ歯 出っ歯(でっぱ)の症状が大きい場合、抜歯が有効なケースが多々あります。見た目や噛み合わせに影響の少ない歯を抜くことでスペースを作り、矯正治療で前歯を少しずつ後方に下げる必要があります。基本的には前歯から4番目か5番目の歯(小臼歯)が抜歯の適応となります。 重度の叢生(そうせい) 叢生(そうせい)とは、八重歯など歯が重なり合って生えておりデコボコの状態の歯並びです。軽度の叢生であれば抜歯せずに矯正可能ですが、デコボコの状態が大きい場合は歯を並べるスペースを確保するために小臼歯の抜歯が必要となります。 インビザライン矯正で抜歯が不要なケース(抜歯以外の方法) インビザライン矯正では、歯がキレイに歯列におさまるスペースを確保できる場合には、基本的に抜歯なしの矯正治療を行うことができます。 また、そのままではスペースが確保できない場合でも、歯列の状態によっては以下のような方法で抜歯が不要なケースもあります。 抜歯以外のスペース確保の方法 歯を軽く削る(IPR) 歯と歯の間を軽く削り、スペースを作るIPR(ストリッピング、ディスキング)という処置を行います。削るのは歯の表面のエナメル質(1.5〜2mm程度)のため、痛みを感じることはありません。 歯列の幅を拡張する インビザラインは歯に力を加えることで、ある程度の側方拡大が可能です。歯列を全体的に外側へと広げていくことで一定のスペースを確保し、抜歯をしなくて済む場合があります。 奥歯を後方に動かす インビザラインは歯列を奥に動かすことも可能です。歯列の状態によっては奥歯を後ろに動かすことで抜歯なしで矯正に必要なスペースを作り出せる場合があります。 インビザライン抜歯矯正のメリット・デメリット インビザライン矯正抜歯ありのメリット 「歯を抜く」というと不安なイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、矯正治療では抜歯をしてから行うことで、以下のようなメリットが得られやすくなります。 確実な矯正が可能になる 抜歯を通して歯の数を減らすことで、歯列に空間が生まれ、余裕を持って歯をキレイに並べやすくなります。矯正の確実性を高める上で、抜歯は有効な手段となります。 口元のバランスが整う 顎に十分な空間のない方が抜歯をせず治療すると、前歯が前方に押し出され、横顔の審美性を低下させるリスクがあります。抜歯をして歯列に空間を作ることで、前歯が飛び出すリスクも減少し、口元のバランスが整いやすくなるでしょう。 親知らずがキレイに生えてくることも 抜歯をしてスペースを作ることで、親知らずが正常な形で生えてくる可能性が高まります。親知らずがキレイに生えると、口臭や虫歯など健康面の予防にもつながります。 インビザライン矯正抜歯ありのデメリット 治療期間が長くなる 隙間が残る可能性がある 抜歯に精神的な負担がある 抜歯後に痛みを感じる場合がある 抜歯の費用がかかる 矯正治療では抜歯をすることで様々なメリットがある一方、上記のようなデメリットも挙げられます。 事前に矯正医としっかりと相談し、ご自身の希望や抜歯を併用するメリット・デメリットを十分に踏まえて納得できる治療を選択することが大切です。 抜歯にかかる費用相場 抜歯にかかる費用は、歯1本あたり5,000〜1万円程度です。歯列矯正のために実施する抜歯は自由診療となるため、保険は適用されません。 ただし、場合によっては保険が適用されるケースもあります。例としては、親知らずが虫歯や歯周病を引き起こしており、抜歯を行わなければ健康に被害が出るような場合が挙げられるでしょう。 インビザライン矯正の抜歯が心配な方へ(初診無料相談のご案内) 当院では、患者様のお悩みの解決につながればと考え「矯正無料相談」を実施しております。プライバシーにも配慮した完全個室・カウンセリングルームを完備し、患者様のお口の悩みやご要望について丁寧にお応えしております。 むりに治療を勧めたり、ご納得いただかないまま治療を開始することは一切ございません。治療前の検査もしっかりと行い、もしリスクがある場合はカウンセリングで包み隠さずお伝えしております。 「自分は抜歯が必要か知りたい」、「抜歯しないで矯正したい」などお考えの方は、まずは遠慮なく私たちにご相談いただければと思います。 歯並びシミュレーションしてみませんか?(無料) 当院では、最新の光学3DスキャナーiTero(アイテロ)を導入しています。アイテロとは、3D光学カメラでお口の中をスキャンし、PC上でそのデータがすぐに再現されるものです。 アイテロを使用することで、患者様に現在の歯並びの状態だけではなく、矯正で歯並びをキレイにした後どのようになるかのイメージを事前にシミュレーション(3Dモデル画像で確認)することもできます。 「矯正した後の結果をイメージできず、治療に踏み切れなかった」といった方も、ぜひ一度お気軽にいらしてください。
2023.12.26
インビザラインで前歯の矯正は可能?費用や期間について
目立たない矯正として人気のインビザライン。「前歯だけ矯正できるの?」とお考えの方もいらっしゃるかと思います。この記事では、前歯のみのインビザライン矯正の特徴や、治療にかかる費用・期間について解説します。 インビザラインとは、透明なプラスチック製のマウスピース(アライナー)を使用することで、歯並びをキレイに整えていく矯正方法です。ほとんど目立たない・取り外しも楽にできる矯正として、世界中で人気の高まっている矯正歯科治療法となります。 インビザラインは「前歯のみキレイに矯正したい」といった部分矯正にも対応できます。 マウスピース矯正は大幅な矯正治療が必要な場合など一部適応できないケースもありますが、インビザラインは年々進歩を遂げており、以前と比べて幅広い歯並びの症状に適応できるようになってきています。 前歯のインビザライン矯正とは 「前歯のみキレイに矯正したい」という方にお勧めなのが、インビザラインによる部分矯正です。「部分矯正」とは、左右の犬歯間の前歯だけを動かす矯正治療で、犬歯より奥にある歯には手をつけません。 そのため、奥歯を含む全体矯正と比べて治療費が安く、治療期間も短くなる可能性が高いことなどがメリットです。 前歯のインビザライン部分矯正では、通常のインビザライン全体矯正と同様に、透明なマウスピース型の装置(アライナー)を用いて行います。主に軽度〜中等度の症状の前歯を中心に、部分的な歯並びの矯正に適した治療方法となります。 ワイヤー矯正と比較したインビザラインのメリット 透明なマウスピース装置のため目立たない 矯正中の痛みや違和感が少ない 自分で取り外しができる 歯磨きや装置のケアがしやすい 食事も普段通りにできる 金属アレルギーの心配がない など 患者様のお口の状態、ご希望の箇所によっては部分矯正をご希望される場合でも全体的な矯正が必要になるケースもございます。 表参道駅より徒歩3分の歯医者「表参道AK歯科・矯正歯科」では、『矯正無料相談』に対応しておりますので、まずはお気軽に診察・ご相談にお越しいただけたらと思います。 前歯のインビザライン矯正が向いている人 以下4つに当てはまる方は、前歯のインビザライン矯正で満足いく結果が得られる可能性が高いと言えるでしょう。 前歯の歯並びをキレイにしたい インビザライン部分矯正では左右の前歯(犬歯の間)のみの歯列を整えます。「前歯の隙間をなくしたい」、「犬歯が少し前に出ているのが気になる」などのお悩み解消が期待できます。犬歯より奥の歯まで整えたい場合は、インビザライン全体矯正を検討する必要があります。 症状(歯の乱れ)が軽度 軽度な叢生や出っ歯を治したいという場合は、インビザライン部分矯正がおすすめです。歯の乱れが大きい場合は全体的な矯正が必要なケースもあります。 治療費用を安く抑えたい インビザライン部分矯正は、前歯のみに矯正範囲を限定することで費用を安く抑えられます。奥歯も含め全体的にキレイに矯正したいという場合は、インビザライン全体矯正を検討するのがおすすめです。 短期間で治療を終わらせたい インビザライン部分矯正は治療範囲が限定的なので、全体矯正に比べて早く治療を終えることができます。ブライダルや就活、日々の生活で忙しい方など、矯正治療をなるべく短期間で終わらせたい方にも適しています。 インビザラインで前歯のみ矯正する費用・期間の目安 以下、インビザラインの部分矯正で前歯のみを治療するのにかかる費用と期間の目安となります。 前歯のみインビザライン部分矯正する場合 費用の目安 30万円〜50万円前後 矯正期間の目安 3ヶ月〜1年半程度 前歯を治すのにおすすめの矯正方法は、患者様の症状の程度やご要望等によって異なります。まずはお気軽に無料相談にお越しください。 前歯のインビザライン矯正なら「表参道AK歯科・矯正歯科」へ エリア最安クラス(月額3,300円〜)のインビザライン矯正 表参道駅より徒歩3分の歯医者、表参道AK歯科・矯正歯科では、マウスピース矯正を身近なものとして気軽に受けていただけるようにと、リーズナブルな費用設定でご用意しております。 治療費は矯正する歯の本数などにより異なりますが、当院では「1本3万3,000円〜」の部分矯正が可能です。仮に上下の前歯を2本ずつ矯正する場合は、3万3,000円×4本で13万2,000円を相場としてお考えください。 分割払い・デンタルローンを活用することで、月額3,300円〜のお支払いにて矯正治療を受けていただくことも可能です。 安心の「トータルフィー制度」を採用 「矯正にかかる費用の総額を事前に知りたい」という方のために。表参道AK歯科・矯正歯科では、矯正治療の費用について、治療開始前に総額を提示する「トータルフィーシステム(総額固定料金制)」を採用しております。 最初に提示した料金以外に費用がかかることはありませんので、安心して治療を受けていただけます。 初診無料相談を行なっておりますので、詳しくはお気軽にお尋ねください。 インビザラインで前歯のみ矯正したい方へ インビザライン矯正は、前歯のみキレイに整えたい人への部分矯正にも対応可能です。インビザライン部分矯正は、歯列全体を動かす矯正と比べて費用が安く、矯正期間も短いので患様様の負担を抑えることができます。 ただしインビザライン部分矯正は、お口の状態によっては治療範囲が限られるといった注意点もあるため、カウンセリングでくわしく確認してから治療を受けるか検討することが大切です。 当院をはじめ、矯正に関する「無料相談・無料カウンセリング」を実施している医院もありますので、ぜひお気軽にご活用ください。 初診無料相談・無料カウンセリングのご案内 当院では、患者様のお悩みの解決につながればと考え「矯正無料相談」を実施しております。プライバシーにも配慮した完全個室・カウンセリングルームを完備し、患者様のお口の悩みやご要望について丁寧にお応えしております。 むりに治療を勧めたり、ご納得いただかないまま治療を開始することは一切ございません。治療前の検査もしっかりと行い、もしリスクがある場合はカウンセリングで包み隠さずお伝えしております。 「短期間で気になる歯並びだけ改善したい」、「前歯など気になる部分だけ矯正したい」などお考えの方は、まずは部分矯正を適用できるかどうか遠慮なく私たちにご相談いただければと思います。 歯並びシミュレーションしてみませんか?(無料) 当院では、最新の光学3DスキャナーiTero(アイテロ)を導入しています。アイテロとは、3D光学カメラでお口の中をスキャンし、PC上でそのデータがすぐに再現されるものです。 アイテロを使用することで、患者様に現在の歯並びの状態だけではなく、矯正で歯並びをキレイにした後どのようになるかのイメージを事前にシミュレーション(3Dモデル画像で確認)することもできます。 「矯正した後の結果をイメージできず、治療に踏み切れなかった」といった方も、ぜひ一度お気軽にいらしてください。
2023.12.26
インビザラインと ワイヤー矯正どっちが良い?費用やメリットについて
歯並びの矯正を検討している方の中には、メジャーな「ワイヤー矯正」か、目立ちにくいことで人気のインビザライン(マウスピース矯正)か、どちらが良いのか迷われている方も少なくありません。 結論から申し上げますと、どちらのほうがよいと言い切ることはできません。なぜなら、それぞれに適している歯並びやメリット・デメリットがあり、また患者様一人ひとりのライフスタイルも異なるため、ご自身に本当に合う矯正方法を選ぶ必要があります。 この記事では、インビザライン矯正とワイヤー矯正のそれぞれの特徴や費用について解説します。ご検討の際にお役立ていただければ幸いです。 インビザライン矯正の特徴・メリット 透明で目立たない矯正装置 食事制限がない 通院回数が少ない いつでも取り外しできる 比較的痛みが少ない 透明に近い装置(アライナー)を用いるインビザラインは、大きな特徴として「目立たない」「取り外せる」の2つが挙げられます。従来のワイヤー矯正では見た目の問題がネックとなり、躊躇していた方もチャレンジしやすい矯正方法です。 また、自宅でマウスピースを交換しながら治療を進めるため、通院回数が少ないこともメリットとして挙げられます。 インビザライン矯正がおすすめの人とは? 目立たない矯正がしたい方 食事や会話などに影響を与えたくない方 通院回数をなるべく少なくしたい方 自己管理できる方 金属アレルギーが心配な方 など 上記のような人は、一般的にワイヤー矯正より「マウスピース矯正」の方がメリットが大きいと考えられます。 ワイヤー矯正 ワイヤー矯正の特徴・メリット ほとんどの症例に対応できる 見えない矯正装置もある 取り外しの必要がない 費用負担を少なくできる場合がある ワイヤー矯正は研究されてきた歴史が古く、もっともポピュラーな矯正治療方法です。過去に膨大な実績があるため難しい症例にも対応でき、安心して治療を受けられるでしょう。 また、裏側矯正は歯の裏側に装置を取り付けるため、周囲の人から矯正中であることが気づかれにくいメリットがあります。 ワイヤー矯正がおすすめの人とは? 矯正中の見た目をあまり気にしない方 矯正を早く終えたい方 費用をなるべく抑えたい方(表側矯正) 自己管理が苦手な方 特殊な症例の方(歯のデコボコが大きい方等) 上記のような人は、一般的にマウスピース矯正より「ワイヤー矯正」の方がメリットが大きいと考えられます。 インビザラインとワイヤー矯正どっちが安い?(費用・値段・相場比較) インビザライン矯正とワイヤー矯正とでは、治療にかかる費用にも開きがあります。また、患者様のお口の症状やご希望によっても治療費の総額は異なります。ここでは、それぞれの矯正治療にかかる費用の目安をご紹介します。 インビザライン矯正の費用の目安 インビザライン矯正 30万円〜100万円 ワイヤー矯正の費用の目安 ワイヤー矯正 50万円~150万円 原則、保険適用外の治療 いずれも基本的には保険適用されることはなく自由診療(自費治療)となります。ただし、先天性の病気や外科手術がともなう矯正治療など、一部の症例は保険適用で治療が受けられるケースもあります。 部分矯正で費用を抑えられる場合も また、インビザライン矯正、ワイヤー矯正ともに、歯並びの症状が軽度で部分矯正が適用可能であれば費用を抑えながら治療を受けることができます。 「部分矯正が適用できるかどうか」は患者様ご自身では正確な判断は難しいですので、ぜひお気軽に当院の無料カウンセリングをご活用ください。 インビザラインかワイヤー矯正かで迷っている方へ インビザライン矯正とワイヤー矯正には、それぞれに得意な症例や適している環境があるため、どちらが優位であるかは治療を受ける人によって異なります。 ご自身に最適な方法で矯正治療を進めるためにも、まずは遠慮なく私たち矯正専門ドクターとよく相談のうえ選択されることをおすすめします。 お気軽に「無料カウンセリング」へ 表参道駅より徒歩3分の歯医者、表参道AK歯科・矯正歯科では、患者様の矯正に関するお悩みの解決につながればと考え「初診無料相談・無料カウンセリング」を実施しております。 プライバシーにも配慮した完全個室・カウンセリングルームを完備し、患者様のお口の悩みやご要望について丁寧にお応えしております。 むりに治療を勧めたり、ご納得いただかないまま治療を開始することは一切ございません。治療前の検査もしっかりと行い、もしリスクがある場合はカウンセリングで包み隠さずお伝えしております。 歯並びシミュレーションしてみませんか?(無料) 当院では、最新の光学3DスキャナーiTero(アイテロ)を導入しています。アイテロとは、3D光学カメラでお口の中をスキャンし、PC上でそのデータがすぐに再現されるものです。 アイテロを使用することで、患者様に現在の歯並びの状態だけではなく、矯正で歯並びをキレイにした後どのようになるかのイメージを事前にシミュレーション(3Dモデル画像で確認)することもできます。 「矯正した後の結果をイメージできず、治療に踏み切れなかった」といった方も、ぜひ一度お気軽にいらしてください。

審美歯科

治療内容口元に「美しさ」をプラスする治療
費用¥55,000〜¥165,000(税込)
治療後のリスクセラミックの破折、色調の再現に限界があります

インプラント

治療内容欠損部分に人工歯を取り付ける治療
費用1歯あたり ¥280,000〜¥425,000(税込)
治療後のリスクインプラント周囲炎の可能性があるためメンテナンスが必要

ホワイトニング

治療内容気になる歯の着色を白くする治療
費用¥24,000〜¥48,000(税込)
治療後のリスク場合によっては後戻り・知覚過敏になる可能性があります

矯正歯科

治療内容歯並びをよくする治療
費用110,000〜¥1,320,000(税込)
治療後のリスク場合によっては後戻りが考えられます

ガミースマイル

治療内容歯茎のラインをきれいに整える治療
費用¥16,500〜¥275,000(税込)
治療後のリスク疼痛・出血などを生じる事があります

重度歯周病

治療内容再生療法をはじめ、清掃性の向上のための治療
費用¥27,500~¥77,000(税込)
治療後のリスク疼痛などを生じる事があります

入れ歯

治療内容失った歯を人工歯で補う治療
費用¥110,000~¥495,000(税込)
治療後のリスク疼痛・違和感などを生じる事があります