2023.01.27
Eラインとは|口元の乱れは出っ歯や受け口が原因?改善方法も紹介します
自身の正面顔を美しくキープしようとする方は少なくないものの、横顔にまで気を配っているという方はあまり多くないかもしれません。 普段見る機会が少ないため見落としがちではありますが、横顔は意外と周りから見られるポイントです。顔の美しさを高めたい場合、正面だけでなく横顔も磨いていく必要があります。 美しい横顔を手に入れたい方が注目すべきなのが、Eラインです。Eラインは横顔美人の決め手となるため、自分のEラインがどうなっているのか一度チェックしてみることをおすすめします。 当記事では、Eラインの概要や理想的なEラインの条件、チェック方法、Eラインが乱れる原因や改善方法などについて解説します。Eラインについてくわしく知りたい方やEラインをきれいにしたいと思っている方は、ぜひお読みください。 Eラインとは Eラインとは、顔を横から見た状態で顎の突き出た部分と鼻の先を1本の線で結んだラインのことです。正式名称は「esthetic line(エステティックライン)」です。アメリカの矯正歯科医であるロバート・ケリッツ氏が提唱したラインであり、横顔の美しさにおける基準となっています。 理想的なEラインの条件 Eラインは元来アメリカで生まれた概念であり、アメリカでは「Eラインのなかに唇があるのが理想的な状態」といわれています。しかし日本人とアメリカ人では骨格が異なるため、それゆえに理想的なEラインも異なる点には注意が必要です。 日本人はアメリカ人に比べて鼻がやや低い傾向にある上、顎の先端部もやや後ろに下がっています。そのため、アメリカで考えられている理想的なEラインの条件には必ずしも当てはまりません。 日本人の場合、Eラインの内側に口が入るよりも、口の先がちょうどラインに触れている状態の方が理想的だとされています。 Eラインのチェック方法 Eラインは横顔を見てチェックしなければならないため、鏡を使って確認するのは困難です。自分1人でEラインをチェックしたい方は、定規や指などの垂直なものを使用しましょう。 定規や指を顎と鼻の先に軽く当て、口先が定規・指に当たらないかをチェックしてみてください。軽く接触する程度であった場合、理想的な横顔である可能性が高いといえます。 Eラインが乱れる3つの原因 上記のチェック方法を試した結果、理想的なEラインになっておらず残念に思った方もいるかもしれません。では、なぜラインが整っている人とそうでない人がいるのでしょうか。 Eラインが乱れる原因は、主に歯や顎の骨格にあります。口元が以下のような状態にある場合、それがEラインを乱している原因となっている可能性があります。   出っ歯 受け口 顎の骨格が前で出ている   それぞれの概要については、以下でくわしく解説していきます。 出っ歯 出っ歯になっていると、Eラインが崩れる原因となってしまうことがあります。というのも、前歯が飛び出した状態にある場合、上の唇が前歯に押し出される形となるためです。すると上唇が前方に飛び出すことになるため、Eラインから唇が突出しやすくなってしまうのです。 出っ歯によるEラインの崩れは、歯列矯正で改善できる可能性があります。 受け口 口が受け口になっている場合も、Eラインが崩れやすくなってしまいます。受け口とは、上の歯列よりも下の歯列の方が前方に出ている状態のことです。受け口になっていると、下顎が極端に前方へ飛び出してしまうため、Eラインに唇が接触しない状態となりやすくなります。 受け口が原因となるEラインの崩れも、歯列矯正で改善できる可能性があります。 顎の骨格が前で出ている 歯並びではなく、顎の骨格が原因となっているケースも考えられます。たとえば、上の顎が過度に成長し過ぎたことで、顎の骨格ごと前方に飛び出しているような出っ歯などが挙げられます。顎の骨格が問題となっている場合、歯列矯正だけではEラインの改善が難しい可能性が高まるでしょう。 Eラインの改善方法 Eラインを崩させている原因を取り除けば、理想的なEラインに近づける可能性が出てくるでしょう。原因を取り除く具体的な治療法としては、以下のようなものがあります。   ワイヤー矯正 マウスピース矯正 外科手術   それぞれの概要やかかる費用、期間、メリット・デメリットについてくわしく解説していきます。 ワイヤー矯正 ワイヤー矯正とは、ワイヤーで作られた装置を歯に取り付けて歯並びを整える治療のことです。ワイヤー矯正の概要は、以下のとおりです。 かかる費用 30〜170万円程度 治療期間 2ヶ月〜3年程度 メリット ・対応症例が広い(表側矯正) ・目立ちにくい(裏側矯正) デメリット ・目立ちやすい(表側矯正) ・滑舌に悪影響をおよぼすことがある(裏側矯正) ワイヤー矯正には、唇側に装置を付ける表側矯正と、舌側に付ける裏側矯正の2種類があります。表側矯正はさまざまな症例に対応できますが、目立ちやすいという弱みがあります。裏側矯正は目立ちにくい方法ですが、滑舌に影響しやすい点には注意が必要です。 マウスピース矯正 マウスピース矯正とは、マウスピースを歯に取り付けて歯並びを整える治療のことです。マウスピース矯正の概要は、以下のとおりです。 かかる費用 10〜100万円程度 治療期間 3ヶ月〜3年程度 メリット ・自由に取り外しが行える ・マウスピースは透明なため目立ちにくい デメリット ・取り外した際に紛失するリスクがある ・装着時間を厳守しないと、治療期間が伸びたりうまく治療ができなかったりすることにつながる 食事や歯磨きの際に装置を取り外せるため、美味しくご飯が楽しめる上、口内を衛生的に保ちやすいという強みがあります。なお取り外しが自由であるからこそ「紛失を防ぐ」「装着時間を守る」といった自己管理が欠かせない点には注意が必要です。 外科手術 外科手術でEラインを改善する場合、顎骨を切り、短くするという形で行うケースがほとんどです。外科手術の概要は、以下のとおりです。 かかる費用 150〜300万円程度 治療期間 2〜5年程度 メリット 骨格に問題があるケースにも対応できる可能性がある デメリット 痛みや腫れが生じる場合がある 外科手術を行えば、骨格が原因のケースでも対応できる可能性が高まります。なお、手術後に痛みや腫れを感じることがある点には注意が必要です。手術を行う以上、歯列矯正よりも体への負担がかかりやすい点も覚悟しなければなりません。 まとめ Eラインとは、横顔の美しさを決める基準のひとつです。日本人の場合、顎の突出した部分と鼻先を1本の線で結んだ際、線に唇がちょうど触れるような横顔が理想的であるとされます。Eラインは、指や定規を鼻と顎に当てがう形で確認可能です。 Eラインは、出っ歯や受け口、顎の骨格などが原因で乱れます。改善したい場合、ワイヤー矯正やマウスピース矯正といった歯列矯正や、顎の骨を切る外科手術が効果的に働く可能性があります。 表参道AK歯科・矯正歯科様は、患者さんの歯並びや口元、顔貌のバランスをしっかりと診た上で一人ひとりに適した治療方法を提案するクリニックです。安心して通っていただけるよう、あらゆる面で患者さんへの心配りを常に行っています。 無料カウンセリングも実施中ですので、Eラインを改善してより美しい横顔に近づきたい方はぜひ一度ご相談ください。
2023.01.27
拡大床とは|メリット・注意点や手入れの方法も解説します
当記事では、拡大床の概要や使用目的、種類、使用する上でのメリットや注意点、手入れの方法などについて解説します。拡大床について知りたい方、拡大床を使用する方は、ぜひお読みください。 拡大床とは? 拡大床とは、歯が正常に生えるための空間が不足している場合に使用する装置のことです。拡大床は主に、子どもが歯列矯正を行う際に使われるものです。なお大人であっても、歯の症状によっては拡大床を使用することがあります。 子どもが矯正を行う場合、拡大床のみで治療するケースもあります。対して大人の場合は、ほかの方法と組み合わせて治療するケースがほとんどです。組み合わせるものの例としては、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などが挙げられます。 拡大床を使用する目的 拡大床を使う基本的な目的は、歯列にスペースを生み出すことです。上下の顎に生えた歯を外に向かって広げることで、歯を抜くことなく空間を作り出します。空間を生み出すことで、歯と歯の間に余裕が生まれ、歯列に対して歯がきれいに並びやすくなるのです。 空間を生み出す以外に、歯の傾きを整える目的で使用されることもあります。 拡大床の種類 拡大床には、主に「プレートタイプ」と「スケルトンタイプ」という2つの種類が存在します。それぞれの概要は、以下のとおりです。 プレートタイプ レジンでできたプレートを使用するタイプです。プレート、金属でできたワイヤー、歯列を広げる力をちょうどよく保つネジの3つからできています。 スケルトンタイプ プレートを使用せず、バネ・ネジ・ワイヤーなどによって歯を広げるものです。 拡大床を活用するメリット 拡大床を活用することで、以下のメリットを得ることが期待できます。   抜歯の必要がなくなる 骨格の形を改善できる 目立たない 自分で取り外しが可能   ①抜歯の必要がなくなる 歯列矯正を行う際、歯の凹凸具合が大きかったり顎のサイズが小さかったりする患者さんについては、抜歯を行うことがあります。抜歯によって歯列にスペースを作り出さないと、歯がきれいに並ばない可能性があるためです。 しかし「歯を抜く」と聞くと、恐怖を感じる患者さんも少なくないのではないでしょうか。抜いた永久歯は戻ってこないため、せっかくの健康な歯を取り除くという点には不安を感じる方も多いでしょう。 拡大床を活用して治療を行えば、歯を抜かず歯列にスペースを生み出せる可能性が高まります。健康な歯を1本でも多く残したい方にとっては、安心感の高い治療方法だといえるでしょう。 ②骨格の形を改善できる 拡大床を使用することで、歯並びだけでなく骨格の形も改善できる可能性があります。骨格によい影響を与えることで「歯の見た目が整う」以外の恩恵を得られるケースもあるでしょう。たとえば、上の顎の骨を拡大すれば、鼻詰まりが改善されて鼻呼吸を行いやすくなることがあります。 ③目立たない 拡大床は歯列の舌側に装着するため、着用中も周りに知られにくいという強みがあります。 歯の表側に取り付ける装置の場合「人前に出ることが多いから」「あまり矯正をしていると知られたくないから」という理由で治療を躊躇してしまう方も少なくありません。しかし拡大床であれば、口を開けて笑っても目立ちにくいという特徴があるため、安心して治療が行えます。 ④自分で取り外しが可能 拡大床は、患者さん自身が自由に取り外し可能となっています。さらに、一日中着用している必要がないという強みも持っています。1日のうちに最低12時間はつけていなければなりませんが、規定の時間さえ厳守できれば、外出時や仕事中などの外したいタイミングで自由に着脱可能です。 対してワイヤー矯正など一部の治療に用いる装置は、基本的に患者さんだけでは外せません。自分で取り外せない場合、口のなかに装置を入れた状態で食事や歯磨きを実施するため、ストレスがかかりやすくなってしまいます。 仕事中も装着したままとなるため、接客業を行っているような方は常に人目を気にすることになるでしょう。 拡大床であれば食事の際に取り外せるため、装置が邪魔になることがなく、治療前と同様に美味しくご飯が楽しめます。さらに毎日のブラッシングもしっかりと行えるため、虫歯や歯周病のリスクを低下させられるでしょう。どうしても人目が気になるタイミングがある場合は、その時間だけ一時的に外すことも可能です。 拡大床を活用する際の注意点 拡大床を活用する際は、以下のポイントに注意しましょう。   拡大床のみの矯正は難しい 装着時間を守る必要がある 正しく手入れをする必要がある   ①拡大床のみの矯正は難しい 拡大床を使用する場合、拡大床のみで矯正が完全に終了することはまれです。症例によっては、拡大床の治療だけで改善が見られるケースもあります。しかし基本的には、最初に拡大床で歯列を拡大したのちに、ワイヤーでできた矯正装置で噛み合わせや歯並びを整えるケースがほとんどです。 とくに大人の方の場合、拡大床単体で矯正を行うことがさらに難しくなります。多くの場合、拡大床だけでは噛み合わせや歯列を整えられないため、大人の患者さんは原則ほかの矯正装置を一緒に使いながら治療を進めていくことになります。 ②装着時間を守る必要がある 拡大床は患者さん自身が自由に取り外しできるため、ストレスを抱えにくい治療法です。しかし取り外しが行えるからこそ「装着時間を守らなくなる可能性がある」というリスクが生まれる点には注意しなければなりません。 装着時間を守らないと、歯が移動する速度が落ち、治療にかかる期間が長引く可能性があります。食事や歯磨きで一度取り外したら、再度装着するのを忘れないようにしましょう。 ③正しく手入れをする必要がある 拡大床は着脱が自由に行えるからこそ、定期的に取り外してしっかりと手入れを行う必要があります。手入れを怠ると、拡大床に汚れが蓄積し、口内に病気を引き起こす可能性が高まります。 手入れを行う際は、正しい方法で実施するようにしてください。方法を誤ると、拡大床を傷つけてしまうことがあるためです。拡大床の正しい手入れの方法については、以下で解説します。 拡大床の手入れの方法 拡大床は、ぬるま湯や水を使用して洗浄します。バネやネジでできたパーツは、歯ブラシで擦って洗うと汚れが落ちやすくなります。 洗浄の際、歯磨き粉などは用いないようにしてください。歯磨き粉などを使用した場合、配合された研磨剤によってダメージを与えてしまうことがあるためです。水洗いだけではどうしても汚れが気になるという場合は、拡大床に使える専用の洗浄剤を使用することも検討してみましょう。 まとめ 拡大床とは、歯列を拡大させてスペースを生み出すことで、歯をきれいに並べやすくする装置のことです。拡大床で治療を行えば、抜歯をせずに歯並びを整えられる可能性があります。 拡大床を使用する場合、定期的な手入れを行ったり、装着時間をしっかりと厳守したりしなければなりません。手入れや着脱に関する自己管理を徹底する必要がある点には、注意が必要です。 歯科医院に通いたいと思っている方のなかには、治療にかかる費用や期間、痛みなど、さまざまな悩み・不安を感じている方も多いでしょう。 表参道AK歯科・矯正歯科ではこうした患者さんが抱えやすい悩みや不安への心配りを行い、安心して通える医院となることを目指しています。歯列矯正を検討している方、歯に関する悩みや不安をお持ちの方は、ぜひご来院ください。
2023.01.27
歯列矯正が痛い場合の対処法5つ|痛みの原因を3つに分けて解説
歯列矯正は歯に圧力をかけて歯を動かす治療のため、少なからず痛みがともなうことが考えられます。眠れないほどの痛みを感じることもあり、お困りの方も多いのではないでしょうか。 しかし、いくら治療とはいえできれば痛みを感じず、治療を続けたいと考えている方がほとんどでしょう。 そこで今回は、歯列矯正中に痛みを感じたときに対処法について解説します。痛みの原因もあわせて解説するため、歯列矯正の痛みでお困りの方はぜひ参考にしてください。 歯列矯正が痛いと感じるときの対処法 歯列矯正で痛みを感じるときは、我慢せずに以下のような対処してみましょう。ただし、我慢できないような痛みが続くときや、眠れないほど痛みが強い場合は、すぐに歯科医院へ連絡し口腔内を確認してもらいましょう。   矯正用ワックスを使用する 硬い食べ物を避ける 痛み止めを服用する 歯科医院で相談する 患部を冷やす   では、それぞれくわしく解説します。 ①矯正用ワックスを使用する ワイヤー矯正の装置が頬や舌にあたって痛い場合は、歯科医院でもらえる矯正用ワックスで保護すると痛みが和らぎます。ワイヤーが頬に刺さっているときに痛みはそのまま放置していると出血することもあります。 矯正用ワックスは適量をまるめ、痛みがでている箇所の装置にそっと押し付けるようにして使用します。ただし、食事や歯磨きで簡単に外れてしまうので、痛みがでている期間はワックスを付け替える必要があります。 ②硬い食べ物を避ける 歯に痛みがでているときは、前歯に力が入らず噛み切れないことがあります。調整後は無理せず少ない力で噛める蒸しパンや豆腐、おかゆなど柔らかいもの中心の食事を取り、硬いものを避けるようにしましょう。ただし、柔らかいものばかりを食べていると顎の筋肉バランスが崩れてしまいます。痛みが治まってきたら適度に歯ごたえのあるものを食べるようにしましょう。 ③痛み止めを服用する 歯に圧力がかかると、歯の周りの骨が吸収と再生を繰り返すため炎症を起こします。この吸収と再生を利用した治療が歯列矯正ですが、どうしても耐えられないほどの痛みが続くときは鎮痛剤を服用しましょう。しかし、市販の痛み止めを頻繁に服用すると、歯周組織の炎症を抑えるため歯の動きが鈍ってしまうことが考えられます。鎮痛剤を服用するときは、念のため医院で処方されたものだけにするか、市販のものであれば医師に確認するようにしましょう。 ④歯科医院で相談する さまざまな処置を施しても痛みが軽減されない場合や「死ぬほど痛い」などと痛みに不安を覚える場合は、医師に相談するようにしましょう。自己判断せずワイヤーの調整やマウスピースの確認など、適切な処理を受けると痛みの原因もわかり安心です。また、歯列矯正に関して心配なことや疑問に感じることがあれば、小さなことでも医師に相談するようにしましょう。 ⑤患部を冷やす 歯が動いていることによって感じる痛みには、痛みがでている部分を冷やすことも有効です。保冷剤や氷を薄い布で包み、冷やして様子を見てみましょう。お風呂上りや寝る前など、身体が温まると痛みがでやすいので、痛みで眠れないときに有効です。ただし、あまりにも頻繁に冷やしてしまうと矯正力が弱まることが考えられます。痛みを事前に回避するために、長時間冷やし続けるなどの行為は避けましょう。 歯列矯正中の痛みの原因 歯列矯正中に感じる痛みには種類があり、原因ごとに対処法が異なります。歯列矯正中に痛みを感じる原因は、主に以下の3つが挙げられます。   歯が動く際の痛み 器具が粘膜に当たる痛み 食べ物を噛む際の痛み   では、それぞれのくわしく見てみましょう。痛みが続いている場合や、不安を覚えるほどの痛みがある場合は、できるだけ早めに歯科医院を受診することも大切です。 ①歯が動く際の痛み 矯正中に感じる痛みでもっとも多いのは、歯を積極的に動かしている際の痛みと考えられます。痛みの感じ方には個人差が「歯が浮いたような痛み」「うずくような痛み」などと表現されます。なかでも、ワイヤー矯正で調整したあとの数日間は、歯の周辺組織が吸収と再生を繰り返し炎症が起きている状態なので痛みを感じやすくなります。ある程度の痛みを感じるということは、歯がしっかりと動いている証拠のため、多少の我慢は必要かもしれません。どうしても我慢できない痛み、眠れないほどの痛みが続く場合は、医師に相談するか患部を冷やすなどして対処しましょう。 ②器具が粘膜に当たる痛み 矯正中は装置が粘膜に触れる時間が長いため、痛みを感じることがあります。とくに、ワイヤー矯正では奥歯のワイヤー処理が甘いと尖って粘膜に刺さり痛みを覚えやすくなります。ワイヤーが刺さって感じる痛みは様子を見ても軽快しないことが多いため、調整で歯科医院を訪れたときは、その場で舌や頬を動かしてワイヤーが当たっていないか入念に確認するようにしましょう。少しでも痛みを感じるようであれば、遠慮なく処理してもらうようお願いすることが大切です。 ③食べ物を噛む際の痛み 歯を積極的に動かしている期間は、歯が不安定な状態のため硬いものを食べるときに痛みを感じることがあります。なかでも、調整や新しいマウスピースに交換したあとの数日間は痛みを感じやすく、食事中に歯と歯が触れるだけで痛みを感じる方もいます。痛みがでている期間は食事内容に気を使い、うどんやおかゆ、食パンなどの柔らかいものを中心に食べるようにするとよいでしょう。どうしてもつらい場合は、プロテインなど栄養価の高い飲み物で食事を済ませる方法もあります。 歯列矯正の痛みはいつまで続く? 歯列矯正でもっとも痛みがでるのは、装置をはじめて付けた日から1週間ほどです。痛みには個人差がありますが、空気が当たるだけでも痛いと感じる方もいます。そのあとは、ワイヤーの調整や新しいマウスピースへ交換した日から数日間「食べ物が噛みにくい」「歯と歯が当たると痛い」などの痛みを感じることがあります。 いずれも、歯列矯正が終わるまで継続した痛みがあるわけではないので、安心して治療を受けましょう。どうしても不安な方は、痛みに敏感であることを事前に伝えておくと安心です。また、薄いマウスピースを使用する「マウスピース矯正」は、ワイヤー矯正に比べて少しずつ歯を動かすため、痛みが少ないといわれています。治療方法によっても痛みの感じ方は異なるため、医師とよく相談してから治療方法を決定するとよいでしょう。 まとめ 矯正治療中の痛みについて解説しました。骨のなかに埋まっている歯を動かすため、まったくの無痛で治療を終えることは難しいですが、痛みを和らげる方法や対策はたくさんあります。どうしても痛みに対し不安な方は、自分に合った矯正装置のなかでも痛みの少ない装置を選んでみましょう。また、矯正治療に関する不安やお悩みは、かかりつけの医院でよく相談し解消することも大切です。 表参道AK歯科・矯正歯科では歯並びや噛み合わせだけでなく、口元・筋肉・顔貌のバランスを総合的に診査をし、一人ひとりに合う治療を提案しています。治療内容や治療期間、費用、痛みなどさまざまな不安を感じている患者さまへの配慮を徹底し、安心して通院いただける医院を目指しております。単なる治療ではない「美」を追求したい方は、表参道AK歯科・矯正歯科へお気軽にご相談ください。
2023.01.27
歯列矯正で抜歯は必要?メリット・デメリットをわかりやすく解説
歯列矯正を行う場合、できる限り歯を抜かずに矯正治療を行いたいと思う方は多いでしょう。果たして、矯正を行う際は必ず歯を抜かねばならないのでしょうか。 当記事では、歯列矯正において抜歯は必要か否かについてや、抜歯をするメリット・デメリットなどについて解説します。矯正に興味がある方、行おうと思っている方は、ぜひお読みください。 【結論】歯列矯正で抜歯は必要? 「歯列矯正を行う場合、抜歯は絶対に必要または不要である」といい切ることはできません。というのも、歯列矯正には抜歯が必要な場合とそうでない場合があるためです。 以下では、抜歯が必要になりやすいケースと不要になりやすいケースについて紹介します。自分の場合はどちらに当てはまるのかを、ぜひチェックしてみてください。自分では判断がつかないという場合は、一度歯科医院に相談してみるのがおすすめです。 歯列矯正で抜歯が必要なケースと必要ではないケース 歯列矯正において抜歯が必要か必要ではないかは、患者さんの歯の並び方や顎のサイズなどによって異なります。抜歯を行うことの多いケースとそうでないケースについては、以降でくわしく解説します。 必要なケース 抜歯が必要となるケースの例としては、主に以下のようなものが挙げられます。   上下の歯列がきれいに噛み合っていない 顎のサイズが小さい 抜歯せずに矯正した場合、口が突き出てしまう   出っ歯や反対咬合のように歯列がきれいに噛み合っていない場合、抜歯を行って歯を移動させるスペースを設ける必要があります。顎のサイズが小さい場合も、歯を並べるための空間が足りないため、基本的に抜歯が必要です。 また「抜歯せずに治療すると口元の形が崩れる」と判断された場合も、抜歯を行うことになるでしょう。口元の形が崩れると、顔の審美性に影響をおよぼすためです。 必要ではないケース 抜歯を行わなくても済む可能性のあるケースとしては、以下のようなものが挙げられます。   歯並びの乱れが少ない 歯の凸凹があまり大きくない すきっ歯である   すきっ歯であれば抜歯しなくてもよい可能性がある理由は、歯列に余分な空間が開いているためです。 歯列矯正における抜歯は、ほとんどの場合、歯列にスペースを生み出すために行います。すきっ歯によってもともとできているスペースがあれば、そのスペースを治療に利用できるため、抜歯を行わなくて済むこともあります。 歯列矯正で抜歯をするメリット 歯列矯正で抜歯を行うと、主に以下のようなメリットが得られます。   治療がスムーズに進む スペースが確保できる 難しい症例でも治療がしやすい   治療がスムーズに進む 抜歯を行うと、歯を動かすために必要となるスペースがしっかりと確保されるため、治療を円滑に進めやすくなります。逆に抜歯を行わなかった場合、最初に立てた治療計画通りにことが運ばず、円滑に治療を進めにくくなることがあるでしょう。 抜歯を行わずにスペースを作り出す治療の例のひとつとして、ストリッピングが挙げられます。ストリッピングとは、歯の表面を削って歯列に空間を設けることです。 ストリッピングで生み出せるスペースの量は、抜歯よりも少なめです。したがって、ストリッピングを行っても計画していたとおりのスペースを作り出せない可能性があります。 もし必要な分のスペースがストリッピングで確保できなかった場合、歯列の調整や抜歯といったさまざまな治療を一緒に行わなければならなくなります。 上記のようなケースを考えた場合、初めから歯を抜くことを治療計画に入れ、予定通りに抜歯を行ったほうがずっとスムーズに治療が進みやすくなるでしょう。 スペースが確保できる 歯を抜くことで、歯列のなかにスペースを作り出せます。 患者さんのなかには、顎が広い方もいれば、顎が狭めになっている方も存在します。顎の広さが十分にあり、生えている歯の数とのバランスが整っている方であれば、抜歯を行わなくても歯並びをきれいにできる可能性が高まるでしょう。 しかし顎の狭い方が抜歯せずに歯並びを整えようとすると、歯茎が下がる・噛み合わせが悪くなるといったトラブルが生じやすくなります。 歯並びを整えるための歯列矯正によって歯に支障をきたしては、本末転倒です。したがって、そのままでは歯をきれいに並べるのが困難と判断された際は、抜歯を行うことになります。 難しい症例でも治療がしやすい 抜歯を行わずに治療する場合、難しい症例に対応できないことがあります。 たとえば歯の表面を削るストリッピングという方法を利用した場合、抜歯ほどのスペースは得られないため、重度の症例には対応できません。また歯列を拡大する方法を用いた場合も、下顎を拡大させるのは上顎よりも困難なため、適用可能な症例は狭めとなってしまいます。 上記のように、抜歯の代案として挙げられる方法は、抜歯よりも対応範囲が狭めであるというのが実情です。したがってより豊富な症例に対応するためには、抜歯を行うのがベターだといえます。 歯列矯正で抜歯をするデメリット 歯列矯正で抜歯をすると、以下のようなデメリットが生じる可能性があります。   健康な歯を失う 痛みや腫れがある 治療期間がかえって長引く場合もある   健康な歯を失う 歯列矯正で抜歯を行う場合、病気になっていない健康な歯を抜くことになるケースも往々にしてあります。抜歯を行うと、抜いた場所の骨が衰えてきます。また、歯列全体の咀嚼力が低下し、口の周辺が徐々に痩せてくることにもつながるでしょう。 上記のとおり、健康な歯を抜くと口元の健康状態に悪影響をおよぼす可能性があるという点については、知っておいたほうがよいといえます。 痛みや腫れがある 歯を抜いたのち、麻酔が切れると痛みが出てくるケースがあります。また、抜いた場所が腫れ上がってくることもあるでしょう。痛みや腫れを抑えるためには、薬を正しく服用することが欠かせません。 ほとんどの場合、抜歯後は歯科医院から薬がもらえるため、しばらくは薬を使いながら痛みや腫れに耐える必要があります。 治療期間がかえって長引く場合もある 抜歯を行った場合、生まれたスペースの分だけ歯を大きく動かさねばなりません。抜歯によってできたスペースがわずかであればよいものの、場合によっては大きなスペースが空いてしまうケースもあるでしょう。 生まれたスペースが大きい場合、それぞれの歯が移動する距離も長くなります。長い距離を少しずつ移動せねばならなくなるため、必然的に治療期間が長引いてしまうことにつながります。 まとめ 抜歯を行うと、治療がスムーズに進みやすくなったり、困難な症例に対応しやすくなったりします。しかし抜歯を行うことには、健康な歯を失ったり、痛みを感じたりするリスクもあるため注意しましょう。 抜歯をすべきかどうかは、メリットとデメリットを踏まえた上で総合的に歯科医師が判断します。安心して治療を行いたい方は「抜歯を行う・行わない」ということを考える以上に、信頼できる歯科医師を見つけることのほうがより重要だといえるでしょう。 表参道AK歯科・矯正歯科は、患者さんへの気遣いを大切にし、安心して通える医院となることを目指している歯科医院です。歯列矯正に関する無料カウンセリングも実施しています。矯正を検討している方、安心感の高い治療を受けたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
2023.01.27
口ゴボを自力で治す方法はある?悪化させる原因や矯正方法を解説
横顔の印象を大きく変えてしまう口ゴボは、コンプレックスに感じている方が少なくありません。医療機関で治療を受けると費用が発生してしまうため、できれば自分で改善させたいと考えている方も多いでしょう。 しかし、ネットで散見される方法で本当に口ゴボが改善できるのでしょうか。素人がむやみに改善させようとしてしまうと、かえって悪化させてしまうことも考えられます。 そこで今回は、口ゴボを改善する方法について解説します。口ゴボを悪化させてしまう原因や、矯正方法などについてもあわせて解説するので、口元の印象でお悩みの方はぜひ参考にしてください。 そもそも口ゴボとは? 口ゴボとは、上下の唇がもっこりと盛り上がった状態のことをいいます。口元が前方に突出しているような印象を与えるその見た目から「口ゴボ」と呼ばれています。横顔の印象を大きく変えてしまうため、コンプレックスに感じている方が少なくありません。また、口が開きやすくなるため、だ液量が減り虫歯や歯周病になりやすいといわれています。 口ゴボを自力で治す方法はある? 結論からいうと、口ゴボを自分で治す方法はありません。ネットでは「輪ゴムをかけることで改善が見込める」などの情報が散見されますが、どれも根拠がなく信憑性に欠けるものばかりです。 かえって歯並びを悪化させる可能性もあるため、自分で治そうとせずにまずは医療機関を受診して相談することが大切です。Eラインなど顔貌のバランスを考慮して治療を行う医院であれば、口元だけでない総合的な改善が見込めるでしょう。 口ゴボを悪化させる原因5つ 口ゴボの原因は、骨格や遺伝といった先天的なものと、生活習慣などが原因の後天的なものがあります。後天的なものは意識を変えるだけで口ゴボの悪化を防ぐことができます。知らずしらずのうちに悪化させてしまわないよう、以下のような癖がないかチェックしてみましょう。   口呼吸 指しゃぶり 舌の位置 頬杖 下唇を噛む癖   では、それぞれくわしく解説します。ひとつでも当てはまるものがあれば、改善するよう心がけてみましょう。 ①口呼吸 日ごろから口呼吸が中心となっている場合、口が開きやすく唇による圧力がかからないため、前歯が飛び出して口ゴボになる可能性が高まります。また、口呼吸により顔の筋肉がたるんでくると歯が移動しやすくなり、口ゴボを悪化させることも考えられます。 ②指しゃぶり 適切なタイミングで指しゃぶりがやめられないと、上下の歯に隙間が生まれやすくなります。さらに指の圧力がかかって前歯が傾くと口ゴボになりやすくなります。3歳ごろまで指しゃぶりをするのは自然なことですが、4歳を過ぎても続けているようであれば、自然な形でやめられるよう促してあげましょう。 ③舌の位置 口を閉じたときに、上顎の裏側に舌先が軽くついている状態が、舌の正しい位置です。前歯の裏側に触れていたり、舌が落ちていたりする場合は、将来的に口ゴボになることが考えられます。正しい舌の位置を意識して過ごさない限り、口ゴボが改善されることはないでしょう。 ④頬杖 頬杖をつくと奥歯に圧力がかかり、歯が前方に動きます。一部の歯が移動することで全体の噛み合わせに影響をおよぼし、口ゴボになるケースもあるでしょう。頬杖は口ゴボのだけでなく歯並びや噛み合わせに影響を与え、顔の歪みにつながることもあるためできるだけしないよう意識しましょう。 ⑤下唇を噛む癖 緊張やストレス、考え事をしているときに下唇を巻き込んで噛む癖がある方は、口ゴボになるリスクがあります。上の前歯が少しずつ前方へ傾き、唇を押し出すことで口元全体が前に出てくるようになるのです。噛む頻度が高いほど口ゴボになりやすいといえるでしょう。 歯科医院での口ゴボの矯正方法 口ゴボは自分で治すのではなく、歯科医院で適切な治療を受けると改善が見込めます。自分で改善を試みることは大変危険なため、絶対にやめましょう。 主な治療方法は矯正治療が挙げられ、以下の2種類があります。   ワイヤー矯正 マウスピース矯正   では、それぞれの治療法について解説します。一人ひとりに適切な治療方法はそれぞれ異なるため、歯科医師とよく相談して決定するようにしましょう。 ①ワイヤー矯正 ワイヤー矯正は、ブラケットと呼ばれる装置とワイヤーを歯に装着し、歯を動かしていく治療法です。 メリット ・適用症例の幅が広い ・細かい調整が可能 ・装置を自己管理する必要がない デメリット ・装置が大きく目立ってしまう ・虫歯や歯周病リスクが高まる ・毎月調整のために通院する必要がある 費用 44~132万円ほど 治療期間 2年ほど ワイヤー矯正は、歴史が古くもっともメジャーな方法で、適用症例の範囲が広いことが特徴です。装置が大きく目立ってしまうデメリットがありますが、自己管理が苦手な方や矯正治療中の見た目をそこまで気にしない方に向いています。 ②マウスピース矯正 マウスピース矯正は、透明なマウスピースを自宅で交換しながら少しずつ歯を動かす治療法です。 メリット ・マウスピースが透明なため目立ちにくい ・いつでも自分で取り外せる ・金属アレルギーの心配がない デメリット ・装着時間が長い ・適用できる症例が限られる ・自己管理次第で仕上がりが左右される 費用 33~110万円ほど 治療期間 2年ほど マウスピース矯正で使用されるアライナー(マウスピース)は、透明度の高い医療用プラスチックです。いつでも取り外しできるため治療中の見た目が気になる方はメリットが大きい矯正法です。また、金属を一切使用しないため、金属アレルギーの心配がある方でも安心して治療を受けられます。ただし、マウスピースの手入れや装着時間の徹底した自己管理が求められます。 【子ども】小児矯正 小児矯正は、乳歯と永久歯が混在している時期に行う「一期治療」と、永久歯に生えそろった時期に行う「二期治療」に分けられます。 一期治療では、顎の成長を利用した治療が受けられるため、将来的に歯を抜かない矯正治療が可能になったり、口周りの筋肉がバランスよく使えるようになったりします。 二期治療では主に歯を動かす治療となり、成人矯正と同じ扱いとなります。一期治療で解決できない問題が残った場合、二期治療へ移行し治療を続ける必要があります。 大人の矯正でも、歯や顎の骨に問題がなければ矯正治療を受けられますが、子どものころに発症した問題は子どものうちに改善しておくことが大切です。放置してしまうと悪化することも多く、治療期間が長引いたり大がかりな治療になったりしてしまうことも少なくありません。 まとめ 口ゴボを悪化させる原因や治療方法について解説しました。口ゴボが自力で改善させることが難しく、歯科医院で適切な治療を受ける方法が有効です。口元の印象や歯並び、噛み合わせでお悩みの方は、まずは歯科医院を受診して相談してみましょう。 表参道AK歯科・矯正歯科では歯並びや噛み合わせだけでなく、口元・筋肉・顔貌のバランスを総合的に診査をし、一人ひとりに合う治療を提案しています。治療内容や治療期間、費用、痛みなどさまざまな不安を感じている患者様への配慮を徹底し、安心して通院いただける医院を目指しております。単なる治療ではない「美」を追求したい方は、表参道AK歯科・矯正歯科へお気軽にご相談ください。
2022.11.16
歯列矯正を「やらなきゃよかった」と後悔するのはいつ?失敗しないための対策も紹介
歯並びを整えられ、虫歯の予防なども上げられる歯列矯正ですが、なかには治療後に「やらなきゃよかった」と感じる人もいます。それでは、どのようなときに歯列矯正を後悔する可能性があるのでしょうか。7つのパターンに分けて解説し、歯列矯正に失敗しないための対策とあわせてご紹介します。 そもそも歯列矯正とは 歯列矯正とは、出っ歯や受け口をはじめとする歯並びの悪さを改善させる歯科治療です。子ども向けの小児矯正が有名ですが、目立ちにくい「マウスピース矯正」が台頭したこともあり、大人になってから矯正治療を始める人も増えています。歯列矯正を行う主なメリットは次のとおりです。 <歯列矯正を行うメリット> 歯並びのコンプレックスをなくしやすい 噛み合わせを改善させやすい 虫歯や歯周病のリスクを下げられる 顔のバランスが整いやすい 発音をしやすくなる   しかし、なかには「歯列矯正をやらなきゃよかった」と後悔する人もいます。歯列矯正は完了までに目安として1~2年がかかる治療法ですから、始める前に注意点も知り、有効な対策を把握しておきましょう。 歯列矯正を「やらなきゃよかった」と後悔するのはいつ? 歯列矯正を「やらなきゃよかった」と後悔することが多いのは、以下の7パターンです。   <歯列矯正を「やらなきゃよかった」と後悔するタイミング> 痛みがある 虫歯や歯周病になった 食事がしにくい 治療期間が想定より長い 噛みにくくなった 顔が変わってしまった 治療後、元に戻ってしまった   なぜこのような問題が起こる場合があるのか、くわしく解説します。 ①痛みがある 歯列矯正は強い圧力をかけて歯を移動させるため、治療中に痛みを感じる場合があります。とくにワイヤー矯正は矯正力が強く、マウスピース矯正と比べて痛みをともなう可能性が高いでしょう。 ただし痛みのピークは治療から2~3日で、1週間が過ぎたころには歯がなじみ、痛みが引くケースがほとんどです。また、どうしても痛みを我慢できない場合は、ワイヤーを緩めるなどして対策ができるため、遠慮せず歯科医師に相談しましょう。 ②虫歯や歯周病になった 矯正治療中に虫歯や歯周病になることがあります。この場合、虫歯・歯周病治療を優先しなければならず、歯列矯正はいったんストップするため注意が必要です。 とくにワイヤー矯正の場合、矯正装置が邪魔で歯磨きをしにくくなります。不安な場合は自分で矯正器具を付け外しできるマウスピース矯正を選びましょう。マウスピース矯正なら、治療開始前と同じ感覚で歯磨きできますし、マウスピース自体も水や洗浄液で丸洗いできます。 ③食事がしにくい 食事がしにくいことに不満を覚える人もいます。とくにワイヤー矯正の場合、咀嚼する際に矯正器具が粘膜に干渉して痛む可能性があるほか、矯正器具の変形を防ぐために硬いものも控えなければなりません。 食事のしやすさを重視するならば、飲食の際に取り外せるマウスピース矯正がおすすめです。マウスピースを装着したままでは飲食できないため、外出中などは不自由に感じるかもしれませんが、普段と同じ状態で飲食でき、味覚が変わる心配もありません。 ④治療期間が想定より長い 治療期間の長さに嫌気がさす人もいます。虫歯などのアクシデントが発生すると治療期間が延びますし、後述する「後戻り」を防ぐために、治療完了後も一定期間は保定装置を装着しなければなりません。 最短で治療を完了させるためには、虫歯・歯周病を防ぐためのケアを徹底する必要があります。また、マウスピース矯正の場合、1日20時間以上装着しなければ意味がないため注意しましょう。少しでも早く治療を終えたい方には、最短3回の通院で治療が終わる「セラミック矯正」がおすすめです。 ⑤噛みにくくなった 治療前よりも噛みにくくなったと話す人もいます。矯正治療中は常に噛み合わせが変わるため、歯並びが安定するまでは違和感を覚えることがあるかもしれません。 ただし、ほとんどのケースで歯列矯正完了後に噛み合わせは改善されます。万が一、矯正後に噛みにくさを感じた場合は、歯科医師に相談して修正を依頼しましょう。また、そのようなトラブルを避けるためには、歯科用CTなどを使用して治療前に丁寧な治療計画を立てられる歯科医院を選ぶのがおすすめです。 ⑥顔が変わってしまった 歯並びが変わることで、口元が下がったり、人中が広くなったりといった影響が出る場合があります。この結果、想定とは違う形で顔が変わってしまう可能性があるのです。 このようなトラブルを避けるためには、治療開始前に行われるカウンセリングの段階で歯科医師とよく話し合いましょう。どのような顔にしたいのかを明確に伝えることで、極力希望どおりの治療ができるように調整できる場合があります。 ⑦治療後、元に戻ってしまった 治療後、歯が治療開始前の位置に戻る「後戻り」という現象が起こることがあります。これはワイヤー矯正、マウスピース矯正のどちらでも発生する問題です。 後戻りを防ぐためには、保定装置を一定のあいだ取り付ける必要があります。保定にかかる料金は歯列矯正の基本料金に含まれることが普通です。指示された期間は保定を続け、定期的に健診を受けることで、後戻りを防ぐことができます。 歯列矯正で失敗しないための対策 歯列矯正で失敗しないための対策を3つご紹介しましょう。 <歯列矯正で失敗しないための対策> 自分に適した矯正方法を選ぶ 歯科医師の指示を守る 信頼できる歯科医院を選ぶ   それぞれを解説し、小児矯正を成功させるコツもあわせてお伝えします。 ①自分に適した矯正方法を選ぶ 自分に適した矯正方法を選ぶことが重要です。強い矯正力を重視する場合はワイヤー矯正がおすすめですが、痛みを抑えたい場合やケアのしやすさを重視する場合はマウスピース矯正を選ぶとよいでしょう。 ②歯科医師の指示を守る 歯科医師の指示を守ることも大切です。とくにマウスピース矯正は、装着時間や方法などを守らなければ、想定したとおりに歯が動かず治療期間が延びてしまいます。先述したとおり、保定期間も含めて歯科医師の指示は守りましょう。 ③信頼できる歯科医院を選ぶ 信頼できる歯科医院を選ぶこともポイントです。きちんとした事前検査を行い、カウンセリングも丁寧な歯科医院なら信頼できます。治療実績やアフターフォローの内容も加味しながら、信頼できる歯科医師がいる歯科医院を選びましょう。 子どもの歯列矯正ならモチベーション維持が重要 小児矯正にはお子さんの理解や我慢が必要です。治療を続けるモチベーションを維持できるように、通いやすくて明るい雰囲気の歯科医院を選びましょう。 まとめ 歯列矯正をやらなきゃよかったと感じるケースは意外にも多くあります。しかし、自分に合った矯正方法を選んだり、適切な治療やアフターフォローをしてくれる歯科医院に通ったりすることで対策が可能です。 表参道AK歯科・矯正歯科では、おもてなしの心を持つ歯科医師やスタッフが歯列矯正を実施しています。万が一、治療前後に何らかの不満や不安を感じた場合は、どうか遠慮せずにお申しつけください。質問しやすい環境作りを整えて、スタッフ一同ご来院をお待ちしています。
2022.11.16
大人・子どもの歯列矯正にかかる費用相場は?金額の内訳や安く抑える方法も紹介
歯列矯正に興味を持っているものの、治療費が気になって歯科医院に足を運べない方も多いはずです。そこで本記事では、歯列矯正にかかる費用相場を大人・子どもに分けてくわしく解説します。費用の内訳や、費用を安く抑える方法もあわせてご確認ください。 歯列矯正にかかる費用相場 歯列矯正にかかる費用の相場は、治療の内容に応じて以下のとおりです。   【歯列矯正にかかる費用相場】 治療の種類 費用相場 表側矯正 50~100万円 裏側矯正 80~150万円 マウスピース矯正 30~90万円   治療する範囲などにより、費用相場が前後します。 子どもの歯列矯正にかかる費用相場 子どもの歯列矯正(小児矯正)は、治療する期間により費用相場が異なります。   【子どもの歯列矯正にかかる費用相場】 治療の種類 費用相場 1期治療 10~50万円 2期治療 15~60万円   1期治療は永久歯が生えそろう前に行う矯正で、2期治療では大人と同じように永久歯を移動させるための矯正です。1期・2期両方の治療が必要な場合もあります。 歯列矯正にかかる費用の内訳 歯列矯正にかかる費用の内訳を見ていきましょう。   <歯列矯正にかかる費用の内訳> 診断費用(治療前) カウンセリング費用(治療前) 矯正装置費用(治療中) 矯正装置調整費用(治療中) 保定装置費用(治療後) 保定観察費用(治療後)   それぞれどのような費用なのか、治療内容と相場をくわしく解説します。 診断費用(治療前) レントゲンなどを使って歯や顎の状態を確認する際に必要で、費用は無料~6万円前後です。 正確な歯列矯正を行うためには、歯の位置や骨格を正しく把握しなければなりません。また、虫歯や歯周病がある場合はあらかじめ治療が必要となるため、口腔内の全体的な診断が必要です。無料で診断する歯科医院が多いものの、診断費用を請求する歯科医院もあるため注意しましょう。 カウンセリング費用(治療前) 先述した診断結果を元にして行うカウンセリング費用は、無料~5,000円が相場です。 カウンセリングでは、歯の状態や治療計画、治療費などに関する説明が行われます。完了後の歯並びや顔の形でイメージの相違が起こらないように、納得いくまで主治医と話し合いましょう。 矯正装置費用(治療中) 矯正装置の製作にかかる費用で、金額の相場は10~150万円と幅が広くなります。 治療の範囲が広ければ広いほど高額な矯正装置費用がかかります。また、矯正装置が破損した場合などには、追加の矯正装置費用がかかる場合があるため要注意です。費用を抑えたい場合は、ごく一部の矯正で治療が完了する「部分矯正」の利用も検討しましょう。 矯正装置調整費用(治療中) 歯の動き方にあわせて矯正装置を微調整する費用で、相場は1回あたり3,000~1万円前後です。 矯正治療中は定期的に歯科医院に通い、経過観察を受けることになります。その際、思うように歯が動いていない場合などには調整が必要です。歯科医院によっては基本の矯正治療費に含まれることもあるため、カウンセリングの際に確認しましょう。 保定装置費用(治療後) 保定装置(リテーナー)を作成するための費用で、相場は無料~6万円前後です。 保定装置は、歯列矯正完了後に歯が元の位置に動く「後戻り」を防ぐために使います。費用は基本の歯列矯正費に含まれるケースが目立ちますが、有料の場合は6万円前後が相場です。また、破損・紛失により作り直す場合は、保定装置費用が無料な歯科医院でも追加料金を請求することが一般的です。 保定観察費用(治療後) 保定がうまく進んでいるかを観察する費用で、相場は1回あたり無料~5,000円前後です。 保定装置の装着後、後戻りなどの問題が起きていないかどうかを定期的に観察します。費用は基本の費用に含まれることもありますが、有料の場合は1回5,000円前後です。保定装置を指示どおりに使わなかった場合、観察や治療の回数が増え、費用も高くなるため注意しましょう。 歯列矯正にかかる費用の支払い方法 歯列矯正にかかる費用の支払い方法は、主に以下の2種類です。   <歯列矯正にかかる費用の支払い方法> トータルフィー制 処置別支払い制   それぞれの特徴を解説するので、利用しやすい支払い方法を見つけましょう。 トータルフィー制 トータルフィー制(総額固定料金制)は、診断費用から保定観察費用まで、治療にかかる総額が提示される支払い方法です。最初に提示された費用以上の料金は原則として請求されません。「後から法外な料金を請求されそうで怖い」といった方におすすめです。ただし、一括での支払いが必要になることには注意しましょう。 処置別支払い制 処置別支払い制は、治療の内容に応じて通院の度に費用を支払う方法です。矯正装置費用が必要な治療では高額な請求が予想されますが、1回あたりの治療費を抑えやすいことがメリットです。ただし、矯正装置調整費用や保定観察費用が都度かかるため、治療期間が長引くとトータルの治療費が増える可能性があります。 歯列矯正にかかる費用は保険適用される? 結論として、歯列矯正にかかる費用の保険適用は原則不可能です。先天的な異常による不正咬合や、障害が認められるほど噛み合わせが悪い場合は保険適用できる可能性がありますが、歯並びを整えるといった目的では保険適用ができません。くわしくは無料カウンセリングでお問い合わせください。 歯列矯正にかかる費用を安く抑える方法 歯列矯正にかかる費用は、以下の方法で安く抑えられます。   <歯列矯正にかかる費用を安く抑える方法> 部分矯正を検討してみる 医療費控除を申請する モニターに応募する   順番にわかりやすく解説しましょう。 ①部分矯正を検討してみる 矯正する範囲が狭い「部分矯正」なら、費用を安く抑えられる可能性があります。表参道AK歯科・矯正歯科では、1本3万3,000円からの部分矯正が可能です。適用できる症例は限られますが、一部の歯列だけが気になる方は検討する価値があります。 ②医療費控除を申請する 歯列矯正を含む歯科医院での治療は医療費控除の対象です。確定申告の際に申請すると、歯列矯正で支払った金額の一部が戻ってきます。領収書を保管しておき、治療を受けた翌年の確定申告で申請しましょう。 ③モニターに応募する マウスピース矯正にはさまざまなブランドがあり、不定期でモニターを募集していることがあります。これに応募すると、治療前後の歯並びの写真を提供したり、レポートを提出したりといった条件と引き換えに値引きを受けられるため、マウスピース矯正の費用を抑えたい場合はモニターへの応募を検討しましょう まとめ 歯列矯正にかかる費用は、治療の内容や範囲によって異なります。費用が高額に見えるかもしれませんが、これは原則として歯列矯正に保険を適用できないためです。しかし医療費控除の対象にはなりますから、節約方法も確認したうえで治療を検討しましょう。 表参道AK歯科・矯正歯科では、1本あたり3万3,000円から治療できる部分矯正も取り入れています。また、支払い方法は治療が長引いたとしても変動せずに安心の「トータルフィー制」です。クレジットカード払いやデンタルローンにも対応しておりますので、費用にお悩みの方も当院にご相談ください。
2022.11.16
部分矯正とは|メリット・デメリットやかかる費用・期間も紹介します
歯列矯正の範囲は「部分矯正」か「全体矯正」かによって異なります。部分矯正には価格を抑えやすいなどのメリットがありますが、いくつかのデメリットもあるためあらかじめ確認しておきましょう。この記事では、部分矯正のメリット・デメリットに加え、目安となる費用や治療期間についても解説します。 部分矯正とは? 部分矯正とは、左右の犬歯間のみを動かす矯正方法です。全体矯正が前歯を含む歯の全体を動かすことに対し、部分矯正ではごく一部の歯だけを矯正します。そのため、全体矯正と比べて治療期間が短く、費用が安いことなどがメリットですが、適応症例が限られることなどが欠点です。 部分矯正の3つのメリット 部分矯正のメリットとして、以下の3点をご紹介します。   <部分矯正の3つのメリット> 全体矯正より安い 治療にかかる期間が短い 装置が小さく目立ちにくい   順番に解説するので、ご自身にとって魅力的な治療法かどうかをチェックしてみましょう。 全体矯正より安い 最大のメリットは、全体矯正よりも安く治療できることです。部分矯正で動かす歯はごく一部に限られるため、価格を大幅に抑えられます。参考までに、表参道AK歯科・矯正歯科における、表側矯正・裏側矯正・部分矯正の料金をご紹介しましょう。   【歯列矯正にかかる費用の目安】 治療の種類 費用の目安 表側矯正 44~88万円 裏側(舌側)矯正 49万5,000~110万円 部分矯正 3万3,000~66万円   部分矯正にかかる費用は、1本あたり3万3,000円からと安価です。治療する本数によって費用が異なりますが、表側矯正や裏側矯正の1/10以下の費用で矯正を行える可能性もありますから、治療が可能かどうかを検査する価値は十分にあるでしょう。 治療にかかる期間が短い 治療にかかる期間が短いことも部分矯正のメリットです。矯正する歯の本数により治療期間は変動しますが、短ければ1ヶ月程度、長くても1年以内には歯列矯正が完了します。通常の歯列矯正の場合、目安として1~2年の治療期間が必要ですから、素早く治療を終えたい方にも部分矯正がおすすめです。 装置が小さく目立ちにくい 矯正装置が小さく、治療する箇所によっては目立ちにくいことも部分矯正の魅力です。表側矯正・裏側矯正といったワイヤー矯正は、矯正力が強いかわりに審美性に劣ることが欠点ですが、部分矯正ならこの欠点をカバーしながら歯列矯正を進められます。 部分矯正の3つのデメリット 部分矯正にはメリットが多い一方で、以下のようなデメリットもあります。   <部分矯正の3つのデメリット> 部分矯正では対応できない場合もある 歯を削るケースが多い 噛み合わせは改善されない   部分矯正のデメリットも正しく把握したうえで、自身に合った治療法かどうかを検討しましょう。 部分矯正では対応できない場合もある 部分矯正で治療できる範囲は限られています。軽度な歯の乱れなら治療できる見込みがありますが、顎の骨の大きさや位置に問題がある場合など、重度な歯の乱れには対応できません。したがって部分矯正を希望したとしても、検査の結果「不可能」と判断される可能性があることを覚えておきましょう。 歯を削るケースが多い 歯を移動させるスペースが足りない場合は、歯を削ったり、抜歯したりして歯列矯正を行うことがあります。全体矯正の場合は、奥歯から順番に歯を移動させてスペースを作る治療が可能なケースがありますが、部分矯正の場合は基本的にできません。健康な歯を削るケースが多いことも部分矯正の欠点です。 噛み合わせは改善されない 部分矯正では噛み合わせの改善を見込めません。部分矯正で動かせるのは前歯から3番目の犬歯までとなることが多く、奥歯の調整が難しいのです。歯並びの状態によっては、部分矯正をすることでむしろバランスが崩れ、咀嚼しにくくなる可能性もあるため注意しましょう。 部分矯正にかかる期間と費用の目安 一般的な歯科医院における、部分矯正にかかる治療期間と費用の目安を表にまとめました。   【部分矯正にかかる期間と費用の目安】 治療期間の目安 1~12ヶ月程度 治療費用の目安 10~70万円前後   全体矯正にかかる期間は2~3年、費用は50~100万円ほどが目安になるため、部分矯正は短期間かつ安価な治療法であることがわかります。なお、表参道AK歯科・矯正歯科では、1本3万3,000円から可能です。 部分矯正ができる人とできない人の特徴 先述したとおり、部分矯正はできる人とできない人にわかれます。それぞれどのような特徴を持っているのかを解説します。ご自身の状態と照らし合わせて、治療できる可能性があるかどうかをチェックしておきましょう。 部分矯正ができる人の特徴 部分矯正ができる人の特徴をリストアップします。   <部分矯正ができる人の特徴> 軽度の出っ歯 受け口(反対咬合) 口元が出ている(軽度) 空隙歯列(すきっ歯) 軽度の叢生(そうせい)   多くの人がコンプレックスにしている「出っ歯」や「受け口」「すきっ歯」は、部分矯正でも治療できる可能性があります。上下の顎が前に突き出している場合は、症状によって治療の可否が異なるため検査が必要です。また、歯がデコボコに重なっている「叢生(そうせい)」も、軽度であれば部分矯正で治療できる可能性があります。 また、部分矯正には原則として年齢制限がありません。小さなお子様から50歳以上の大人まで、部分矯正で治療が可能であると判断されれば矯正治療を行えます。 部分矯正ができない人の特徴 続いて、部分矯正ができない人の特徴をリストアップします。   <部分矯正ができない人の特徴> 奥歯の噛み合わせが悪い 多数の抜歯が必要なほど顎のスペースが少ない 八重歯が大きく飛び出している 重度の叢生(そうせい) 重度の出っ歯   以上のような特徴を持つ方は、残念ながら部分矯正に適していません。無理に治療を行うと、治療していない箇所の歯並びが悪化して、噛み合わせが悪くなる可能性もあります。この場合は部分矯正ではなく、全体矯正で治療ができるか検査を受けるとよいでしょう。 まとめ 部分矯正とは、歯の一部を移動させることで歯列矯正を行う治療法です。全体矯正と比べて費用が安いことや、治療にかかる期間が短いことなどがメリットですが、症例によっては部分矯正では対応できません。また、噛み合わせの改善も難しいため、部分矯正の特徴を把握したうえで治療を希望するかどうかを検討しましょう。 表参道AK歯科・矯正歯科では、1本3万3,000円からの部分矯正が可能です。当院ではカウンセリングを実施しているほか、最新の光学3Dスキャナーを使用した「歯並びシミュレーション」もご利用いただけます。部分矯正にご興味をお持ちになったら、まずは当院にお越しくださいませ。
2022.11.16
リテーナーとは|さぼったらどうなる?いつまで着ける必要があるのかも解説します
歯列矯正において必須なアイテムのひとつが「リテーナー」です。リテーナーは矯正後の歯並びを安定させるために使うもので、さぼると「後戻り」と呼ばれる現象を引き起こすリスクがあります。この記事では、リテーナーの特徴や費用、注意点を解説し、痛みを感じた場合の対処法などとあわせてお伝えします。 リテーナーとは? リテーナーとは、歯列矯正が完了したあとに、歯並びを安定させるために使う保定装置のことです。リテーナーは大きく「プレートタイプ」と「マウスピースタイプ」にわかれ、それぞれ以下のような特徴があります。   <リテーナーのタイプと特徴> プレートタイプ・・・歯の表面をワイヤーで、裏側をプラスチックのプレートで固定するリテーナー マウスピースタイプ・・・透明なマウスピースで歯列全体を覆って固定するリテーナー   歯列矯正が完了した直後はまだ歯が不安定な状態で、元の位置に移動してしまう「後戻り」という現象が起こりがちです。リテーナーを使うことで後戻りを防ぎ、きれいな歯並びのまま固定しやすくなります。リテーナーは歯列矯正において欠かせない装置であり、指示された期間は使い続けなければなりません。 リテーナーはいつまで着ける? リテーナーの装着期間はケースバイケースですが、目安としては1~3年程度と考えましょう。ただし、成長や生活習慣などの影響を受けて、多かれ少なかれ後戻りは発生します。きれいな歯並びをできるだけ長く保ちたい場合は、保定期間終了後もリテーナーを装着し続けましょう。 1日あたりで必要な装着時間は、歯の安定度合いによって異なります。治療直後は飲食や歯磨きの時間を除いて終日着用を続けることが基本ですが、歯を支えている歯槽骨が安定してきたら装着時間を減らすことができます。ただし、自己判断で装着時間を変えず、必ず歯科医師の指示を守りましょう。 リテーナーを着けるのをさぼったらどうなる? リテーナーを着けるのをさぼると、歯列矯正をはじめる前の位置に歯が戻る「後戻り」という現象が発生します。後戻りはとくに歯列矯正を終えた直後に起こりやすく、食い止めなければそれまでの苦労が水の泡になるため要注意です。最悪の場合は、歯列矯正を最初からやり直さなければなりません。 リテーナー装着中にかかる費用 リテーナー装着中にかかる費用は以下の2種類です。   <リテーナー装着中にかかる費用> 保定装置費用 保定観察料   それぞれどれくらいの金額が必要になるのか、目安をご紹介しましょう。 保定装置費用 保定装置費用は、リテーナーを製作する際にかかる費用です。価格相場は選ぶリテーナーの種類によって異なりますが、ほとんどの歯科医院では歯列矯正の基本料金に保定装置費用が組み込まれています。そのため、歯列矯正を終えたあとにまとまったお金を支払う必要はありません。 ただし、破損や紛失などにより再製作が必要になった場合や、万一に備えてスペアのリテーナーを用意したい場合は、別途製作費用がかかります。カウンセリングの際に保定装置費用について質問し、あらかじめ予算を把握しておくとよいでしょう。 保定観察料 保定観察料は、リテーナーが充分な機能を果たしているかを確認するために通院した際にかかる費用です。保定観察料の目安は1回あたり5,000円前後ですが、歯列矯正の基本料金に含まれている場合もあります。保定観察料についても、治療開始前に問い合わせておくと後々に混乱が生じません。 経過観察は1~3ヶ月に1度のペースで行います。「保定装置を着けているから、通院はしなくてもよいだろう」と考える人もいますが、これは非常に危険です。装着時間や着け方が間違っていて、知らぬ間に後戻りが進んでしまうケースもあるため、歯科医師から指示されたペースを守って健診を受けましょう。 リテーナーを着ける際の3つの注意点 リテーナーを着ける際に注意すべきポイントは以下の3点です。   <リテーナーを着ける際の3つの注意点> 装着中は飲食しない 紛失や破損に注意する 装着時間を守る   順番にくわしく解説するので、スムーズに歯列矯正を完了させるために確認しておきましょう。 ①装着中は飲食しない リテーナーの装着中に飲食をしてはいけません。リテーナーを着けたまま飲食をすると、歯とリテーナーの間に食べかすが残って虫歯や歯周病の原因になる場合があります。また、とくにマウスピースタイプの場合は、食べ物や飲み物に含まれる着色料がマウスピースを変色させる可能性があるため注意しましょう。 虫歯・歯周病以外にも、咀嚼したときの衝撃でリテーナーが壊れることもあります。リテーナーが壊れた場合は別途料金を支払って作り直さなければなりませんし、その間は歯を保定できません。スムーズかつ最小限の費用で歯列矯正を終えるためにも、飲食の際は必ずリテーナーを取り外しましょう。 ②紛失や破損に注意する リテーナーを紛失したり、破損させたりした場合は、作り直しが必要です。先述したとおり、リテーナーを作り直している期間は歯の保定ができません。装着していない期間が長引けば長引くほど後戻りの範囲が広がり、大規模な再治療が必要な可能性も生じるため注意しましょう。 破損を避けるためには、先述したとおり飲食や歯磨きの際にリテーナーを取り外すことが大切です。また、紛失のリスクを減らすために、専用のケースを用意するとよいでしょう。取り外したリテーナーを保管する場所を決めておけば失くしにくくなりますし、破損も避けやすくなります。 ③装着時間を守る 装着時間を守ることも大切なポイントです。リテーナーを着けていない時間は後戻りが進むと考えなければなりません。飲食や歯磨きの際に取り外したまま着け忘れたり、痛みがあるからといってリテーナーを装着しなかったりすると、後戻りが起きて歯列矯正のやり直しが必要になる場合があります。 装着時間は保定の状況により異なるため、歯科医師の説明をしっかりと聞き、指示された装着時間は必ず守りましょう。とくに歯列矯正を終えた直後は原則として終日リテーナーを着け続ける必要があり、就寝中や外出中も含めてリテーナーを使い続けなければなりません。 リテーナーが痛い場合は主治医に相談しよう リテーナーは歯の移動を防ぐための装置なので、人によっては装着中に歯が痛む可能性があります。しかし、痛むからといって装着をやめてしまうと、後戻りを防げなくなるため要注意です。この場合は主治医に相談して、リテーナーを調整してもらうことをおすすめします。 まとめ リテーナー(保定装置)とは、歯列矯正後の後戻りを防ぐために使う装置のことです。リテーナーの装着をさぼると、最悪の場合は歯列矯正をやり直す必要が生じるため注意しましょう。また、装着中に飲食をしないこと、指示されたとおりに装着し続けることなど、いくつかの約束事を守ることも大切です。 リテーナーや歯列矯正に関するご不安がある場合は、表参道AK歯科・矯正歯科にお悩みをお聞かせください。当院では充実した保証制度やアフターフォローをご用意し、痛みに配慮した治療を行っています。リテーナーの痛みを感じた場合も速やかな調整が可能ですので、歯列矯正は当院にお任せください。
2022.11.16
前歯だけ矯正したい人必見!前歯の部分矯正にかかる費用やメリット・注意点を解説
出っ歯や受け口などが原因で、前歯だけを矯正したい人は多いでしょう。そんな人におすすめの矯正方法が、費用や安く治療期間も短い「部分矯正」です。この記事では、前歯の部分矯正にかかる費用やメリット・注意点、そして前歯の部分治療をおすすめできる人の特徴を解説します。 前歯だけ矯正はできる? 結論として、前歯だけの矯正(部分矯正)は可能です。部分矯正とは、左右の犬歯間だけを動かす矯正治療で、犬歯より奥にある歯には手をつけません。そのため、奥歯を含む全体矯正と比べて治療費が安く、治療期間も短くなる可能性が高いことなどがメリットです。 前歯の部分矯正にかかる費用 部分矯正にかかる期間と費用の目安は次のとおりです。   【部分矯正にかかる期間と費用の目安】 治療期間の目安 1~12ヶ月程度 治療費用の目安 10~70万円前後   治療費は矯正する歯の本数などにより異なります。表参道AK歯科・矯正歯科では、1本3万3,000円からの部分矯正が可能です。仮に上下の前歯を2本ずつ矯正する場合は、3万3,000円×4本で13万2,000円を相場としてお考えください。 前歯を部分矯正で治療するメリット 前歯を部分矯正で治療するメリットは次の4点です。   <前歯を部分矯正で治療するメリット> 費用が安い 治療期間が短い傾向にある 痛みが少ない 装置が小さい   それぞれの項目をくわしく解説するので、ご自身の理想に合致するか確かめてみましょう。 ①費用が安い 部分矯正にかかる費用は、全体矯正と比較して安価です。一般的な歯科医院で治療を受けた場合の、全体矯正と部分矯正の費用の違いを見てみましょう。   【歯列矯正にかかる費用相場】 治療の種類 費用相場 表側矯正 50~100万円 裏側矯正 80~150万円 マウスピース矯正 30~90万円 治療費用の目安 10~70万円   表側矯正や裏側矯正といったワイヤー矯正、マウスピース矯正と比べて、部分矯正は安価なことがわかります。前歯だけをピンポイントで安価に治療したい場合は、部分矯正を検討するとよいでしょう。 ②治療期間が短い傾向にある 部分矯正にかかる治療期間の目安は1~12ヶ月程度です。前歯のみ数本の治療で済む場合は、早ければ2~3ヶ月程度で歯列矯正を終えられるでしょう。 なお、全体矯正の治療期間は、目安として2~3年程度+保定期間となることが一般的です。とくに仕事などで人前に出る機会が多い人や、話をする機会が多い人には、素早く治療が完了する部分矯正をおすすめします。 ③痛みが少ない 矯正中に感じる痛みが少ないことも部分矯正のメリットです。矯正中の痛みは、歯の動きや矯正装置による摩擦が原因で起こります。歯の全体に矯正装置を取り付けて大多数の歯を動かす全体矯正と比べて、前歯だけにアプローチする部分矯正の痛みは大幅に軽減されるでしょう。 ④装置が小さい 先述したように、全体矯正と比べると取り付ける装置が小さくなります。これにより痛みや違和感を覚えにくくなることに加えて、歯を開けた際に目立ちにくいこともメリットです。審美性が悪くて敬遠されがちなワイヤー矯正も、前歯だけの部分矯正なら悪目立ちしにくくなります。 前歯を部分矯正で治療する際の注意点 前歯の部分矯正には多くのメリットがありますが、無視できない注意点もいくつかあります。   <前歯を部分矯正で治療する際の注意点> 治療範囲が限られる 歯を削ることが多い 後戻りしやすい   それぞれをくわしく解説するので、許容できるものかどうかをチェックしてみましょう。 ①治療範囲が限られる 部分矯正で治療できる範囲は限定的です。以下のようなケースに該当する場合、前歯だけの部分矯正が難しい可能性があります。   <部分矯正ができないケース> 歯の乱れが大きい場合 奥歯の噛み合わせも調整する必要がある場合 全体の調整が必要な場合   上記のようなケースでは、全体矯正を行わなければ前歯の矯正ができない場合が多く、注意が必要です。部分矯正の可否は、レントゲンなどを使ってくわしく検査してみなければわからないため、まずは歯科医院で検査・カウンセリングを受けることをおすすめします。 ②歯を削ることが多い 健康な歯を削ることが多い点にも注意しましょう。たとえば前歯が飛び出している場合、その横にある歯と重なり合っていると、矯正後の前歯が並ぶスペースがありません。このような問題を解決するために、前歯に干渉する別の歯を削らざるを得ないのです。 一度削った歯を元の状態に戻すことはできません。治療後に「失敗した」と感じないようにするためには、カウンセリングの際に治療内容や範囲を細かく確認する必要があります。 ③後戻りしやすい 後戻りしやすいことも部分矯正の欠点です。後戻りとは、歯列矯正を行う前の位置に歯が戻ってしまう現象をさします。後戻りは全体矯正でも起こる問題で、矯正修了後に保定装置(リテーナー)によって防ぎますが、前歯の部分矯正では以下の事情により全体矯正より後戻りしやすくなります。   <前歯の部分矯正で後戻りしやすい理由> 舌で前歯を押すくせが残っているため 親知らずなど奥歯の圧力が前歯にかかるため 無理やり部分矯正で治療したため リテーナーが十分にフィットしないため   舌で前歯を押す「舌癖」が残っていると、せっかくきれいな位置に動かした前歯を元の状態に戻してしまいがちです。また、部分矯正では奥歯の歯並びを一切動かしません。そのため、親知らずなどから前歯に対して圧力がかかり、短期間で後戻りすることもあり得ます。 前歯の部分矯正がおすすめの人の特徴 前歯の部分矯正をおすすめできる人は、以下の特徴をもつ人です。   <前歯の部分矯正がおすすめの人の特徴> 奥歯などの歯並びに問題がない人 顎の骨に前歯を移動させるスペースがある人 前歯に隣り合う歯を削ってもよい人 全体矯正よりも安く前歯を矯正したい人 部分矯正よりも短期間で前歯を矯正したい人   料金が安く、短期間で治療できることが部分矯正の魅力です。しかし、奥歯など矯正しない歯からの圧力を受けやすい場合などは、後戻りのリスクを高める危険性があります。まずは歯科医院で検査を受け、治療の可否やリスクを確認したのちに、部分矯正を受けるべきか検討するとよいでしょう。 まとめ 結論として、前歯のみの部分矯正は可能です。部分矯正は全体矯正と比べて費用が安く、短期間で治療することができます。ただし治療範囲が限られることや、歯を削る場合が多いこと、後戻りしやすいことといった注意点もあるため、カウンセリングでくわしく確認してから治療を受けるべきか検討しましょう。 表参道AK歯科・矯正歯科では、1本3万3,000円からの部分矯正を行っています。相場と比較しても格安な料金設定ですが、治療を行うのは矯正専門ドクターのみです。治療前の検査も徹底して行い、リスクがある場合はカウンセリングで隠さずにお伝えしますので、部分矯正をご検討中の方はぜひ当院をご利用ください。

審美歯科

治療内容口元に「美しさ」をプラスする治療
費用¥55,000〜¥165,000(税込)
治療後のリスクセラミックの破折、色調の再現に限界があります

インプラント

治療内容欠損部分に人工歯を取り付ける治療
費用1歯あたり ¥280,000〜¥425,000(税込)
治療後のリスクインプラント周囲炎の可能性があるためメンテナンスが必要

ホワイトニング

治療内容気になる歯の着色を白くする治療
費用¥24,000〜¥48,000(税込)
治療後のリスク場合によっては後戻り・知覚過敏になる可能性があります

矯正歯科

治療内容歯並びをよくする治療
費用110,000〜¥1,320,000(税込)
治療後のリスク場合によっては後戻りが考えられます

ガミースマイル

治療内容歯茎のラインをきれいに整える治療
費用¥16,500〜¥275,000(税込)
治療後のリスク疼痛・出血などを生じる事があります

重度歯周病

治療内容再生療法をはじめ、清掃性の向上のための治療
費用¥27,500~¥77,000(税込)
治療後のリスク疼痛などを生じる事があります

入れ歯

治療内容失った歯を人工歯で補う治療
費用¥110,000~¥495,000(税込)
治療後のリスク疼痛・違和感などを生じる事があります