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全顎治療とは何か
全顎治療は、お口全体を一つの機能的なシステムとして捉え、包括的に治療する歯科医療のアプローチです。
単に痛みのある歯だけを治療するのではなく、矯正・補綴・インプラント・歯周病治療などを組み合わせ、噛み合わせや審美性、機能性を総合的に改善していきます。多くの患者様が「歯がボロボロで、どこから治療すればいいかわからない」と悩まれていますが、全顎治療では口腔内全体の問題を整理し、最適な治療順序を計画します。
この治療法が注目される理由は、部分的な治療を繰り返すだけでは根本的な解決にならないケースが多いからです。
例えば、虫歯で痛みが出た部分を削って被せる治療をしても、噛み合わせのずれや歯周病が原因であれば、また同じようなトラブルが繰り返されます。全顎治療では、「なぜその問題が起きたのか」という原因を追究し、お口全体の環境を改善することで、長期的な健康を目指すのです。
初診時に行う精密検査の重要性
全顎治療の成功を左右する最も重要な要素が、初診時の精密検査です。
この段階で得られる情報が、その後の治療計画の質を決定します。当院では、3DスキャナーやAI分析などの最新デジタル機器を活用し、従来よりも正確な診断を実現しています。精密検査では、パノラマレントゲン、CT撮影、歯周病精密検査、口腔内写真撮影、顎関節・顎運動の検査、唾液検査など、多角的にお口の状態を把握します。
これらの検査により、虫歯や歯周病の進行度はもちろん、噛み合わせのずれ、歯ぎしり、食いしばりなどの背景に潜む問題まで明らかにできます。多くの患者様はこうした問題に気づいていませんが、実はこれらが虫歯や歯周病の根本原因となっていることが少なくありません。
初診時の検査は約60分をかけて丁寧に行います。
強い痛みや腫れなどがある場合は、症状に応じてできる範囲で応急的な処置を行い、まずは少しでも楽になっていただけるよう対応いたします。ただし、本格的な治療は治療方法が決まってから開始させていただいています。これは、いきなり治療を開始すると治療時間に時間を割かれるため十分な説明時間をとれず、患者様のご希望を把握することができなくなるからです。
治療計画の立て方|優先順位の決定
精密検査の結果をもとに、治療計画を立案します。
全顎治療では、残せる歯・抜歯が必要な歯を見極めたうえで、噛み合わせ・見た目・ケアのしやすさまで含めて口全体を設計します。治療の順序や最終的なゴールを最初に明確にするため、場当たり的な処置で治療が長引くリスクを減らし、しっかり噛める状態を長く安定させることができるのです。
治療の優先順位を決める際に重視するのは、その歯が今後も噛む機能を保てるかどうかです。顎の骨の吸収が進み、歯を支える骨が失われているような場合、表面的に歯の治療をしても噛みやすさを安定させることは困難です。また、重度の歯周病は周囲の歯へ広がるリスクもはらんでいます。
歯周病の歯1本を残した結果、健康だった歯まで歯周病が広がってしまったというケースは珍しくありません。
繰り返す痛みや腫れの原因になったり、将来の治療に悪影響を及ぼしたりします。当院では、歯の状態と今後の影響を整理したうえで、保存か抜歯かを総合的に判断しています。治療計画の説明には約60分をかけ、患者様ご自身が口腔内の状況を理解し、納得して進めることを大切にしています。

矯正・補綴・インプラントを組み合わせた包括的治療
全顎治療の特徴は、複数の治療法を組み合わせて最適な結果を導くことです。
歯がボロボロの場合でも、すべてを抜くのではなく「残せる歯は残し、難しい部分は補う」治療が行われます。歯を支える土台が失われている部分など、保存が難しいものは抜歯し、骨の状態を確認したうえでインプラントなどを埋入します。一方、状態の良い歯は支えとして活かし、ブリッジや仮歯で噛み合わせを整えながら治療を進めます。
仮歯の段階で見た目や噛みやすさを確認し、問題がなければ最終的な補綴物へ移行します。
保存治療・補綴・インプラントを組み合わせることで、機能面と審美面の両立を目指します。当院では、矯正治療実績が累計1,000件以上あり、歯科医師向けに矯正治療の講師も務める院長が、確かな技術で治療を担当します。矯正と一般歯科の両方に対応しているため、複数の医院を受診する必要がなく、安心して治療を続けられます。
抜歯後は、噛み合わせや見た目を整えるために補綴治療が欠かせません。代表的なのが義歯、ブリッジ、インプラントです。義歯は取り外し式で体への負担が少なく、清掃しやすい点が特徴です。ブリッジは両隣の歯を支えに固定する方法で、違和感が少なく自然に噛めます。
インプラントは顎の骨に人工歯根を埋めるため、咀嚼力と安定性に優れています。年齢や全身状態、残っている歯の状況、生活スタイルを踏まえ、長く使える方法を歯科医師と相談して選ぶことが大切です。
全顎治療で得られるメリット
全顎治療には、部分的な治療では得られない多くのメリットがあります。
まず、しっかり噛める喜びを取り戻せることです。全体的な噛み合わせが改善されるため、食事を楽しむことができるようになります。近年の研究では、物を噛む能力が高い人ほど健康的であるという報告が多数あります。咀嚼能力が低下すると、生活習慣病にかかりやすくなるといわれており、よく噛むことは認知症や肥満予防にもつながると考えられています。
次に、再治療の必要性がなくなることです。根本的な原因を解決するため、何度も同じ歯を治療する必要がなくなります。
部分的な治療を繰り返すと、問題がある部分を避けて噛むようになり、別の歯に負担がかかって問題が複数の歯に移動していく傾向があります。全顎治療では、こうした悪循環を断ち切ることができます。
また、見た目の改善で口元が美しくなります。全顎治療では、機能面だけでなく審美面も考慮します。セラミック治療を組み込むことで、天然歯に近い質感と色調を再現でき、口元の見た目に配慮した治療が可能です。歯並びや噛み合わせに配慮すれば、噛む動作で使う筋肉のバランスも整って顔貌がスッキリします。
長期的には治療費が安くなることも重要なメリットです。一見すると全顎治療は高額に思えますが、長期的な視点で考えると結果的に治療費が安くなります。部分的な治療を繰り返すと、その都度費用がかかり、通院のストレスも続きます。
全顎治療で根本から解決すれば、再治療の必要性が減り、トータルコストを抑えることができます。さらに、噛み合わせの改善に配慮すれば、噛む力が部分的にかかることが減り、頭痛や肩こりが解消される例もあります。また姿勢にも目を向ければ、腰痛の解消にもつながるでしょう。このように全顎治療は、お口だけでなく全身の健康も叶えることができるのです。

治療の流れ|カウンセリングから定期検診まで
全顎治療は、患者様一人ひとりの状態に合わせてオーダーメイドで治療計画を立案します。
まず問診を行い、お悩みをできるだけ具体的にお話しいただきます。その後、レントゲン撮影(CT含む)、歯周病精密検査(歯ぐきの炎症・出血・ポケット測定)、顎関節・顎運動の簡易検査、唾液検査、顔貌・口腔内写真撮影などを行います。検査が主な内容になりますが、強い痛みや腫れなどがある場合は、症状に応じてできる範囲で応急的な処置を行い、まずは少しでも楽になっていただけるよう対応いたします。
検査結果をもとに、現在の状態やリスク、今後の予防の計画をご説明いたします。また、初回検査で全体的な治療の必要性がある方の場合、初回精密検査とは別途全顎精密検査をご案内しています。
当院では患者様ご自身が口腔内の状況を理解し、納得して進めることを大切にしています。検査結果のご報告、リスク評価(虫歯・歯周病・顎関節など)、重症度に応じて治療内容や全顎精密検査のご案内を行います。
治療が開始されると、まずは全体的に歯茎の腫れが顕著な場合は全顎的に歯周病治療・ブラッシングの方法の改善を行っていきます。並行して、虫歯治療・保存困難な歯牙の抜歯を行います。奥歯の回復について、よく噛めるものをご希望の場合は、左右共にインプラント治療を行うこともあります。
残った歯牙をセラミック(ジルコニア)で清掃性がよく、配列の良い状態に改善していきます。治療終了時には、患者様に当院にお越し頂いた初診時の口腔内の写真を見て頂き、現在との変化をさらに理解して頂くようにしております。
その理由は、この状態になったら積極的な治療は終了ですが、ここからは最初の状態に戻らないようにメンテナンス(定期的なお掃除)が必須であることを理解して頂きたいからです。そうすることで、真の長期的に安定したお口を手に入れられると考えています。
当院の全顎治療の特徴
表参道AK歯科・矯正歯科では、経験豊富な院長がすべての診断・治療計画を担当します。
一人ひとりの状態を正確に把握し、患者様に最適な治療を提案。安心して治療を受けられるよう、丁寧なカウンセリングを行います。当院では累計1,000件以上の矯正治療を行っており、多くの患者様に選ばれています。歯科医師向けの講師も務める院長が、確かな技術で治療を担当します。
矯正治療中も虫歯や歯周病のチェックを行い、早期発見・治療を行っています。矯正と一般歯科の両方に対応しているため、複数の医院を受診する必要がなく、安心して治療を続けられます。
プライバシーを重視し、個室診療や専用カウンセリングルームを完備。周囲を気にせず、納得のいくまで相談が可能です。難症例や他院で治療が難しいと言われた方も、ぜひご相談ください。豊富な実績と高度な技術を活かし、最適な治療法を提案します。
当院のコンセプトは「美〜beauty〜を創る」と「おもてなし〜Hospitality〜の心を持つ」の2つです。単に歯並びを整えるだけでなく、口元、筋肉、顔貌のバランスを考慮し、個々の患者様に合った「美」を提供することを目指しています。また、患者様の不安に配慮し、安心して通える医院づくりを心がけています。

料金体系と無料カウンセリング
料金体系は明確で、矯正相談は無料、毎月の調整料や保定管理料も無料としています。
矯正治療はトータルフィーシステムを採用し、クレジットカードやデンタルローンも利用可能です。保険診療の初診時の目安は約3,000〜5,000円程度となっています。自由診療だとあきらめていた治療も、月々少ないご負担でお受けいただけます。お気軽にご相談ください。
無料カウンセリングを実施しており、「いきなり治療に入るのは怖い」「他院の話も聞きたいからまず相談だけ」といった患者様の不安や悩みに対応しています。
診療時間は平日(月・火・水・金)11:30〜15:00、16:00〜19:30、土日祝は9:30〜12:30、13:30〜17:30です。休診日は第1・3・5日曜、第2・4月曜、木曜となっています。受付時間は各回診療時間の30分前までとなっています。
表参道駅から徒歩3分、渋谷駅から徒歩5分という好立地に位置しており、通院しやすい環境を整えています。
まとめ|全顎治療で長期的な口腔健康を
全顎治療の成功を左右するのは、初診時の精密検査と治療計画です。
お口全体をひとつの器官として捉え、噛み合わせや歯並び、歯周病など複数の問題を総合的に改善していく治療法により、根本的な原因を解決し、長期的な健康を目指すことができます。部分的な治療を繰り返すだけでは、問題が複数の歯に移動していく悪循環を断ち切ることはできません。
当院では、3DスキャナーやAI分析などの最新デジタル機器を活用し、従来よりも正確な診断を実現しています。経験豊富な院長がすべての診断・治療計画を担当し、一人ひとりの状態を正確に把握し、患者様に最適な治療を提案します。
矯正・補綴・インプラントを組み合わせた包括的治療により、機能面と審美面の両立を目指します。
全顎治療により、しっかり噛める喜びを取り戻し、再治療の必要性がなくなり、見た目の改善で口元が美しくなります。長期的には治療費が安くなり、全身の健康にもつながります。判断を先延ばしにするほど選択肢は限られていくため、気になる症状がある場合は早めに歯科医へ相談し、納得できる治療計画を立てることが後悔を減らす近道になります。
まずは無料カウンセリングで、あなたのお悩みや不安なことをお聞かせください。
不安解消メモ:初回は60分前後が目安。気になる症状や過去の治療歴が分かる資料があると役立ちます。
詳細はこちら:表参道AK歯科・矯正歯科
表参道AK歯科・矯正歯科 院長:小室 敦

https://doctorsfile.jp/h/197421/df/1/
略歴
- 日本歯科大学 卒業
- 日本歯科大学附属病院 研修医
- 都内歯科医院 勤務医
- 都内インプラントセンター 副院長
- 都内矯正歯科専門医院 勤務医
- 都内審美・矯正歯科専門医院 院長
所属団体
- 日本矯正歯科学会
- 日本口腔インプラント学会
- 日本歯周病学会
- 日本歯科審美学会
- 日本臨床歯科学会(東京SJCD)
- 包括的矯正歯科研究会
- 下間矯正研修会インストラクター
- レベルアンカレッジシステム(LAS)
参加講習会
- 口腔インプラント専修医認定100時間コース
- JIADS(ペリオコース)
- 下間矯正研修会レギュラーコース
- 下間矯正研修会アドバンスコース
- 石井歯内療法研修会
- SJCDレギュラーコース
- SJCDマスターコース
- SJCDマイクロコース
- コンセプトに基づく包括的矯正治療実践ベーシックコース (綿引 淳一 先生)
- 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 診断・治療編(石川 晴夫 先生)
- 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 応用編(石川 晴夫 先生)
- レベルアンカレッジシステム(LAS)レギュラーコース
- 他多数参加






