「笑顔に自信が持てない」「歯並びと歯の色、両方を改善したい」・・・そんな悩みを抱えている方は少なくありません。

近年、口元の美しさを総合的に改善する治療として注目されているのが「セラミック+ワイヤー矯正」の組み合わせです。歯並びを整えながら、同時に歯の色や形も理想的な状態に仕上げることができるこの治療法は、単なる歯列矯正でも審美治療でもない、まさに「口元のトータルデザイン」と呼べる包括的なアプローチです。
ただし、この治療法には正しい知識と適切な治療計画が不可欠です。安易に治療を受けてしまうと、後悔する可能性もあります。本記事では、日本矯正歯科学会や日本歯科審美学会に所属し、累計1,000件以上の矯正治療実績を持つ専門家の視点から、セラミック+ワイヤー矯正の基本から応用まで、徹底的に解説します。
Contents
- 1 セラミック+ワイヤー矯正とは?|それぞれの役割と組み合わせの意義
- 2 なぜ組み合わせるのか?|相乗効果で実現する理想の口元
- 3 どんな人に適しているのか?|治療の適応症例
- 4 ワイヤー矯正の基本|歯を動かすメカニズムと治療の流れ
- 5 ワイヤー矯正のメリット|幅広い症例への対応力
- 6 ワイヤー矯正のデメリット|知っておくべき注意点
- 7 治療期間と通院頻度|計画的な治療の進め方
- 8 セラミック治療の基本|美しさと機能性を両立する審美歯科
- 9 セラミック治療のメリット|短期間で理想の歯を実現
- 10 セラミック治療のデメリット|後悔しないために知っておくべきこと
- 11 セラミック治療で後悔しないためのポイント|適切な治療選択
- 12 セラミック+ワイヤー矯正の治療戦略|最適な組み合わせ方
- 13 治療計画の立て方|診断から完成までのステップ
- 14 症例別の治療戦略|あなたに最適なアプローチ
- 15 治療期間と費用の目安|計画的な準備のために
- 16 治療を成功させるための医院選び|後悔しないためのチェックポイント
- 17 経験豊富な院長が診断・治療計画を担当しているか
- 18 最新のデジタル機器を用いた正確な診断を行っているか
- 19 矯正治療と一般歯科の両方に対応しているか
- 20 個室診療やカウンセリングルームでプライバシーに配慮しているか
- 21 他院で断られた難症例やセカンドオピニオンにも対応しているか
- 22 まとめ|自然な笑顔を手に入れるために
- 23 表参道AK歯科・矯正歯科 院長:小室 敦
セラミック+ワイヤー矯正とは?|それぞれの役割と組み合わせの意義
セラミック+ワイヤー矯正は、文字通り「ワイヤー矯正」と「セラミック治療」を組み合わせた治療法です。
ワイヤー矯正は、歯にブラケットと呼ばれる装置を取り付け、ワイヤーを通して歯を少しずつ動かす治療法です。歯と歯槽骨の間にある歯根膜に一定方向の力がかかると、骨を溶かす細胞と骨を生成する細胞が作用し、歯が徐々に移動していきます。この方法は幅広い症例に対応でき、重度の不正咬合でも治療可能な汎用性の高さが特徴です。
一方、セラミック治療は、歯の表面を削ってセラミック製の被せ物をすることで、歯の色や形、歯並びを美しく整える方法です。天然歯のような透明性のある美しい仕上がりになり、治療後の変色もありません。金属を使用しないため金属アレルギーの心配もなく、歯肉となじみやすいという利点があります。
なぜ組み合わせるのか?|相乗効果で実現する理想の口元
この二つの治療法を組み合わせる最大の意義は、それぞれの長所を活かしながら短所を補完できる点にあります。

ワイヤー矯正だけでは、歯並びは整っても歯の色や形の問題は残ります。逆にセラミック治療だけでは、健康な歯を削る必要があり、歯の寿命を縮めるリスクがあります。しかし、まずワイヤー矯正で歯並びを整え、その後必要な部分だけにセラミック治療を施すことで、削る歯の本数を最小限に抑えながら、理想的な口元を実現できるのです。
特に、前歯の一部だけが変色している場合や、歯の形が不揃いな場合、ワイヤー矯正で全体の歯並びを整えた後、気になる部分だけをセラミックで仕上げることで、自然で美しい笑顔を手に入れることができます。
どんな人に適しているのか?|治療の適応症例
この治療法が特に適しているのは、以下のような方です。
- 歯並びと歯の色、両方に悩みがある方・・・矯正だけでは解決できない審美的な問題も同時に改善できます。
- すでに神経を取っている歯が複数ある方・・・神経を取った歯は変色しやすく、矯正治療で動かすと折れるリスクもあるため、セラミックでの治療が適しています。
- 部分的な歯並びの乱れと審美的な問題がある方・・・全体矯正ほどではないが、気になる部分を総合的に改善したい場合に有効です。
- 短期間で美しい口元を手に入れたい方・・・ワイヤー矯正で歯並びを整えた後、セラミック治療で仕上げることで、トータルの治療期間を短縮できる可能性があります。
ワイヤー矯正の基本|歯を動かすメカニズムと治療の流れ
ワイヤー矯正は、歯科矯正治療の中で最も歴史があり、臨床研究が進んでいる治療法です。
治療では、歯1本1本に小さなブラケットを取り付け、それにワイヤーを通して歯を調整します。一般的なブラケットは金属製ですが、目立たない透明なプラスチック製や乳白色のセラミック製のものもあります。当院では、患者様の見た目への配慮から、目立たない装置を使用することを基本方針としています。
ワイヤー矯正のメリット|幅広い症例への対応力
ワイヤー矯正の最大のメリットは、治療できる症例の幅広さです。軽度な歯並びの不正から、中等度、重度の不正咬合まで、さまざまな状況に対応できます。また、歯1本1本に力を加えやすく、歯をスムーズに移動できるため、治療期間を短縮しやすい傾向があります。
さらに、発音や咀嚼が阻害されないという利点もあります。舌側矯正の場合、歯の裏側に取り付けた装置が舌先に接触するため、特定の音が発音しにくかったり、食べ物が噛みづらくなったりしますが、表側矯正ならその心配はありません。
ワイヤー矯正のデメリット|知っておくべき注意点
一方で、デメリットも存在します。
まず、治療中であることが周囲にわかりやすい点です。白いブラケットを使用すれば装置を目立ちにくくできますが、それでも装置は見えてしまいます。また、歯の表側に矯正装置が取り付けられると、その厚みによって口元にボリュームが出ることがあり、やや口が突き出たような印象を与えることがあります。ただし、治療が完了して装置を取り外すと、この印象は改善されます。
さらに、ワイヤーとブラケットを使用した矯正治療では、食べ物が矯正装置と歯のすき間に挟まりやすくなります。食後には口元を確認し、歯磨きで汚れを取り除くことが必要です。唇や頬の裏側の粘膜に矯正装置が接触することで傷つきやすくなることもあるため、歯科矯正用の粘膜保護剤を使用することをおすすめします。
治療期間と通院頻度|計画的な治療の進め方
ワイヤー矯正の治療期間は、症例の複雑さによって異なりますが、部分矯正であれば最低半年から1年間、全顎的矯正治療であれば約2年間が目安です。

通院頻度は、通常月に1回程度です。毎回の調整で、ワイヤーの張力を調整したり、新しいワイヤーに交換したりして、歯を計画通りに動かしていきます。当院では、調整料や保定管理料を無料としているため、費用面での負担を軽減できます。
セラミック治療の基本|美しさと機能性を両立する審美歯科
セラミック治療は、歯の審美性を高めるための治療法として、多くの方に選ばれています。
セラミックは、天然歯のような透明性と美しさを持ち、変色しにくく、金属アレルギーの心配もありません。歯肉となじみやすく、周辺の歯肉に悪影響を及ぼすこともないため、長期的な口腔健康の維持にも適しています。
セラミック治療のメリット|短期間で理想の歯を実現
セラミック治療の最大のメリットは、短期間で美しい歯を手に入れられることです。わずか数週間から1カ月程度で治療が完了するため、結婚式やイベントなどの期限がある場合でも、スピーディーに対応可能です。
また、歯の色や形を自由にデザインできる点も大きな魅力です。ホワイトニングでは実現できないような真っ白な歯から、自然な清潔感のある白さまで、希望に応じて調整できます。歯の形も、細長い歯や丸みのある歯など、理想通りに仕上げることができます。
セラミック治療のデメリット|後悔しないために知っておくべきこと
しかし、セラミック治療にはデメリットもあります。
最も重要なのは、健康な歯でも削る必要がある点です。一度削った歯は元には戻せませんし、歯の健康寿命も短くなってしまいます。ある研究によると、一つの歯に行える治療の回数は5回程度が限界とされており、5回目の治療後には抜歯に至る可能性が高くなります。
また、歯を多く削ると歯の内部にある神経が炎症を起こして痛くなることがあり、それを防ぐために歯の神経を取る必要が生じることもあります。神経を取ると歯の寿命が短くなるため、結果的にセラミック治療は歯を不健康にしてしまうリスクが高いのです。
さらに、神経を取る処置が雑になると、数年後に根が膿んできて歯茎からニキビのように膿が出てくることがあります。こうなった場合は、せっかく綺麗にしたセラミックを壊して根の治療を行うか、歯茎を切って外科的に膿を取り除く必要があるため、神経を取る場合も丁寧に治療を行うことが重要です。
セラミック治療で後悔しないためのポイント|適切な治療選択
セラミック治療で後悔しないためには、以下のポイントを押さえることが大切です。
- すでに神経を取っている歯が多い場合に選択する・・・健康な神経を取るリスクを避けるため、すでに神経を取っている歯や、虫歯などで神経を取らなければならない状態まで進んでいる場合に限定することが望ましいです。
- 矯正ができないくらい骨が薄い場合に選択する・・・矯正治療によって骨の外側に歯が飛び出してしまうリスクがある場合、セラミック治療の方が適していることがあります。
- 完成イメージを事前に確認する・・・診断用ワックスアップという工程を挟むと、完成の歯のイメージがつきやすくなります。細長い歯が並んで見た目が悪くなることを防ぐためにも、事前の確認が重要です。
- 信頼できる医院で治療を受ける・・・経験豊富な歯科医師が在籍し、丁寧な神経の治療や精密なセラミックの作製を行う医院を選ぶことが、後悔しないための最も重要なポイントです。
セラミック+ワイヤー矯正の治療戦略|最適な組み合わせ方
セラミック+ワイヤー矯正を成功させるためには、適切な治療戦略が不可欠です。

基本的な流れは、まずワイヤー矯正で歯並びを整え、その後必要な部分だけにセラミック治療を施すというものです。この順序により、削る歯の本数を最小限に抑えながら、理想的な口元を実現できます。
治療計画の立て方|診断から完成までのステップ
治療計画は、以下のステップで進めます。
ステップ1:問診・カウンセリング
患者様のご希望を丁寧に伺い、治療方針を決定します。歯の状態を診断し、仕上がりのイメージを共有します。当院では、無料カウンセリングを実施しており、「いきなり治療に入るのは怖い」「他院の話も聞きたいからまず相談だけ」といった不安や悩みにも対応しています。
ステップ2:精密検査
3DスキャナーやAI分析などの最新デジタル機器を活用し、従来よりも正確な診断を行います。歯並びや噛み合わせを細かく解析し、より精密で効果的な治療計画を立案します。
ステップ3:診断・治療計画の説明
精密検査の結果をもとに、経験豊富な院長がすべての診断・治療計画を担当します。一人ひとりの状態を正確に把握し、患者様に最適な治療を提案します。安心して治療を受けられるよう、丁寧なカウンセリングを行います。
ステップ4:ワイヤー矯正治療
まず、ワイヤー矯正で歯並びを整えます。治療期間は症例によって異なりますが、部分矯正であれば半年から1年間、全顎的矯正治療であれば約2年間が目安です。
ステップ5:セラミック治療
ワイヤー矯正で歯並びが整った後、必要な部分だけにセラミック治療を施します。仮歯を作成して形や色を微調整し、理想のデザインに仕上げた後、本番のセラミックを装着します。
ステップ6:定期検診・メンテナンス
治療後も定期的なメンテナンスを行うことで、美しさを長期間維持できます。セラミックは虫歯にはなりませんが、歯周病のリスクはあるため、定期的な歯科検診でお口の健康を維持することが重要です。
症例別の治療戦略|あなたに最適なアプローチ
症例によって、最適な治療戦略は異なります。
前歯の一部だけが出っ歯の場合
部分的なワイヤー矯正で前歯の位置を調整した後、気になる部分だけをセラミックで仕上げることで、出っ歯を改善できます。全体矯正よりも治療期間が短く、費用も抑えられます。
八重歯と歯の変色がある場合
まずワイヤー矯正で八重歯を含む歯並びを整え、その後変色している歯だけをセラミックで白く仕上げることで、自然で美しい笑顔を実現できます。
すでに神経を取っている歯が複数ある場合
神経を取っている歯は矯正治療で動かすと折れるリスクがあるため、ワイヤー矯正で動かす歯を最小限に抑え、神経を取っている歯はセラミックで仕上げることで、安全に治療を進められます。
治療期間と費用の目安|計画的な準備のために
セラミック+ワイヤー矯正の治療期間は、ワイヤー矯正の期間とセラミック治療の期間を合わせたものになります。部分矯正であれば半年から1年間、全顎的矯正治療であれば約2年間のワイヤー矯正の後、1カ月程度のセラミック治療を行うのが一般的です。
費用については、ワイヤー矯正とセラミック治療のそれぞれの費用がかかります。当院では、トータルフィーシステムを採用しており、矯正相談は無料、毎月の調整料や保定管理料も無料としています。クレジットカードやデンタルローンも利用可能なので、月々少ないご負担でお受けいただけます。
治療を成功させるための医院選び|後悔しないためのチェックポイント
セラミック+ワイヤー矯正を成功させるためには、信頼できる医院を選ぶことが何より重要です。
経験豊富な院長が診断・治療計画を担当しているか
治療の成否は、診断と治療計画の質で決まります。経験豊富な院長がすべての診断・治療計画を担当している医院を選ぶことで、一人ひとりの状態を正確に把握し、最適な治療を受けられます。
当院では、日本矯正歯科学会、日本口腔インプラント学会、日本歯周病学会、日本歯科審美学会などに所属し、多数の専門的な研修を受講した院長が、すべての診断・治療計画を担当しています。
最新のデジタル機器を用いた正確な診断を行っているか
3DスキャナーやAI分析などの最新デジタル機器を活用することで、従来よりも正確な診断が可能になります。歯並びや噛み合わせを細かく解析し、より精密で効果的な治療を提供できる医院を選びましょう。
矯正治療と一般歯科の両方に対応しているか
矯正治療中も虫歯や歯周病のチェックを行い、早期発見・治療を行っている医院を選ぶことが重要です。矯正と一般歯科の両方に対応しているため、複数の医院を受診する必要がなく、安心して治療を続けられます。
個室診療やカウンセリングルームでプライバシーに配慮しているか
プライバシーを重視し、個室診療や専用カウンセリングルームを完備している医院を選ぶことで、周囲を気にせず、納得のいくまで相談できます。
他院で断られた難症例やセカンドオピニオンにも対応しているか
難症例や他院で治療が難しいと言われた方も、豊富な実績と高度な技術を活かし、最適な治療法を提案してくれる医院を選ぶことが大切です。
まとめ|自然な笑顔を手に入れるために
セラミック+ワイヤー矯正は、歯並びと歯の色・形を同時に改善できる、口元のトータルデザインを実現する治療法です。
ワイヤー矯正で歯並びを整えた後、必要な部分だけにセラミック治療を施すことで、削る歯の本数を最小限に抑えながら、理想的な口元を手に入れることができます。ただし、この治療法には正しい知識と適切な治療計画が不可欠です。
治療を成功させるためには、経験豊富な院長が診断・治療計画を担当し、最新のデジタル機器を用いた正確な診断を行い、矯正治療と一般歯科の両方に対応している医院を選ぶことが重要です。また、個室診療やカウンセリングルームでプライバシーに配慮し、難症例やセカンドオピニオンにも対応している医院であれば、安心して治療を受けられます。
当院では、累計1,000件以上の矯正治療実績を持ち、歯科医師向けに矯正治療の講師も務める院長が、一人ひとりに合った治療を提案します。無料カウンセリングを実施しておりますので、まずはあなたのお悩みや不安なことをお聞かせください。
自然な笑顔を手に入れるための第一歩を、今日から始めませんか?
表参道AK歯科・矯正歯科 院長:小室 敦

https://doctorsfile.jp/h/197421/df/1/
略歴
- 日本歯科大学 卒業
- 日本歯科大学附属病院 研修医
- 都内歯科医院 勤務医
- 都内インプラントセンター 副院長
- 都内矯正歯科専門医院 勤務医
- 都内審美・矯正歯科専門医院 院長
所属団体
- 日本矯正歯科学会
- 日本口腔インプラント学会
- 日本歯周病学会
- 日本歯科審美学会
- 日本臨床歯科学会(東京SJCD)
- 包括的矯正歯科研究会
- 下間矯正研修会インストラクター
- レベルアンカレッジシステム(LAS)
参加講習会
- 口腔インプラント専修医認定100時間コース
- JIADS(ペリオコース)
- 下間矯正研修会レギュラーコース
- 下間矯正研修会アドバンスコース
- 石井歯内療法研修会
- SJCDレギュラーコース
- SJCDマスターコース
- SJCDマイクロコース
- コンセプトに基づく包括的矯正治療実践ベーシックコース (綿引 淳一 先生)
- 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 診断・治療編(石川 晴夫 先生)
- 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 応用編(石川 晴夫 先生)
- レベルアンカレッジシステム(LAS)レギュラーコース
- 他多数参加






